ファイナンシャルプランナーでIT講師の川淵ゆかりです。

 

食料品の消費税1%が話題ですが、今の時期、プログラミングの授業で学生たちには“消費税計算”のプログラムを作ってもらっています。

 

 商品の金額に10%(0.1)を掛けるだけ、なのですが、ソースレビューすると、数年に1度、“商品の金額を10で割る”という計算をする学生が出てきます。

 たしかにこれでも答えは求められます。

若者は消費税を意識してからの税率は10%だけだったのでしょうが、5%や8%を知っている大人だったらビックリしますよね。

学生は「なぜ10で割ったらいけないの?」という顔つきでしたので、

「消費税が15%になったらどうするの?」と言うと、首を傾げてしまいました・・・。

10で割るロジックは“税率が固定されている前提”でしか動かず、将来の税率変更には耐えられません。

今は正しく動く”コードでも、税率や制度が変わった瞬間にバグになってしまいます。

 

 

コードレビューのない怖さ

 

 実はこれは開発の現場では笑える話ではありません。

 プログラマがプログラムを作ったらSEもテストを行うのですが、この時、納期の短さなどからソースコードまでチェックするSEはあまりいません。

 そして、“プログラムが作れないSE”も増えてしまった結果、コードを見ない、というSEもいます。

 

 実行すると正しい結果が出るから間違いのないプログラムとはいえません。

実際、税率変更・仕様変更のたびに“隠れバグ”が大量に発生する現場は珍しくありません。

 さらに、プログラムの中に“バッグドア”や“トロイの木馬”が仕掛けられる危険性も大いにあるのです。

 このようにコードレビューが機能していない現場は、単純なバグだけでなく、最悪の場合、悪意あるコード(バックドア等)の混入すら見落としてしまうリスクがあります。

 サイバー攻撃などセキュリティが重要視されているご時世ですから、これは非常に怖いことです。

 さらにIT業界の“下請け”・“孫請け”といった多重契約構造では、下流であるプログラミング担当の企業や人間などはしょっちゅう変わる可能性もあります。

 そして、そのプログラミング担当が日本人ではないこともあるのです。

特に外注先が頻繁に変わる現場では、コードの出所が不明になりやすく、リスクはさらに高まります。

 

 「いつ、どこでプログラムが暴走するかもしれない。」といってもおかしくない世界に生きている、と考えると怖くなります。

しかも、暴走は“すぐには気づかない形”で起きることが多いのです。

 

 

“内製化”はコスト削減ではなく「企業防衛」

 

 以上のようなリスクを理解しているユーザ企業は、社員に対してIT教育を進めるとともに“内製化”を進めています。

内製化は単なるコスト削減のためではなく、“企業防衛”のために必要な時代になりました。

 

 今年はイラン攻撃といった地政学リスクの年ですが、地政学リスクによりサイバー攻撃は増える、とされています。

 ユーザ企業はサイバー攻撃などのセキュリティ対策がより重要になってきますし、IT企業はユーザ企業の内製化に対応できる変換が求められる時代です。

 

 

外注依存や多重下請け構造の中で、“コードの中身を誰も見ていない”という状況は、企業にとって大きなリスクです。

 

社員のIT基礎力・設計力・レビュー力を底上げしたい企業様には、

実務に直結するIT研修(Java・DB設計・SQL・セキュリティ基礎)をご提供しています。

御社の業務内容に合わせたカスタマイズも可能です。

 お問合せください。

 

ファイナンシャルプランナー・IT講師

川淵ゆかり

 

厚生労働省 1級FP技能士

経済産業省 高度情報処理技術者

 

[公式Webサイト:https://yukarik-fp.jimdofree.com/]

 

 

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2026年6月、フラット35の金利が3%台になりました。

3%台は、3000万円借入なら月1〜2万円の負担増。 35年で見ると数百万円の差になります。

 

原材料や人件費の高騰で物件価も高くなっています。

他には物価高もありますから、家づくりは慎重にしないと、お子さんの大学入学あたりで家計はピンチになってしまいます。

 

 

家は一生に一度の買い物ではない

 

仕事・生活スタイルの多様化で、親子の同居が現実的でなくなっています。

年齢が進んでも子どもたちが面倒をみてくれる時代ではありません。

長生きになったのと、独り立ちした子ども達との同居が難しくなった現代では住まいを3つに分けて考えましょう。

 

30代~60代:結婚して子ども達と暮らす家

60代~70代:夫婦二人で暮らす家

70代~  :終の棲家

 

リフォームや老人ホームの入居資金も高くなっていますから、家は一生に一度の買い物とは言えなくなっています。

そして、住まいを一生で考えると、子どもと暮らせる時期はわずか20年。

住宅ローンの期間の半分程度ではありませんか。

 

60代以降は、階段・段差・広すぎる家が負担になります。

70代以降は、管理しやすい住まいが必要になります。

離れて暮らす子ども達は親の不動産を面倒に思うかもしれません。

 

人口減少で家を売却するのも年々難しくなってきます。

特に郊外や地方は“売れない家”が増え、資産価値が下がりやすくなります。

特に2050年には日本の人口は1億人を切ってしまうのですから。

 

若い時期の家に資金を集中させると、老後の住み替え・介護・医療費にしわ寄せが来ます。

 

人生の3つの住まいに、「どの住まいにどれだけ資金を分配するか?」

まずは、今の家計と将来の住まいのシミュレーションをしてみましょう。

 

【週刊AERAに掲載されました】

ちなみに、私が自作したWebアプリ『LoanVisualizer』(住宅ローン試算ソフト)を用いたシミュレーションと取材記事が、『週刊AERA(6/1号)』の巻末特集に掲載されました。

Webでも掲載されています。参考にしてください。

 ↓

こちらからどうぞ。

 

 

ファイナンシャルプランナー・IT講師

川淵ゆかり

 

厚生労働省 1級FP技能士

 

経済産業省 高度情報処理技術者

 

[公式Webサイト:https://yukarik-fp.jimdofree.com/]

 

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