空き時間ができたので、今、話題のラストマイルを観てきました。
ストーリーも面白いし、物流の仕事のことも勉強になりました。
ですが、なかなか大変な仕事で、
最後は「岡田君、いつまで続くかな?」と思ってしまいました。
私が若い頃は、
「これからはコンピュータもどんどん発達してくるし、
仕事も楽になって、もっと余裕のある人生が送れるんだろうな。」
と思っていました。
ですが、人間はなんだかどんどん余裕がなくなっていくようです。
改めて、「なぜなんだろう?」と考えてしまいました。
コンピュータの世界には「ヴィルドの法則」というのがあります。
ソフトウェアとハードウェアの進化の関係について述べたもので、
「ソフトウェアは、ハードウェアが高速化するよりも早く低速化する」と
警鐘を鳴らしているものです。
この法則は30年ほど前に発表されたものですが、
現代は、コンピュータシステムが発達のスピードが速く、
人間自体がついていけなくなっているのではないでしょうか。
ラストマイルを観て、物流システムに人間が振り回されているように感じてしまいました。
近年はAIが急速に発達してきており、
一部暮らしが楽になっている反面、
今後もますます人間にとっては余裕がなくなってくるのではないか、と思ってしまいます。