空き時間ができたので、今、話題のラストマイルを観てきました。

 

ストーリーも面白いし、物流の仕事のことも勉強になりました。

ですが、なかなか大変な仕事で、

最後は「岡田君、いつまで続くかな?」と思ってしまいました。

 

 

私が若い頃は、

「これからはコンピュータもどんどん発達してくるし、

仕事も楽になって、もっと余裕のある人生が送れるんだろうな。」

と思っていました。

 

ですが、人間はなんだかどんどん余裕がなくなっていくようです。

改めて、「なぜなんだろう?」と考えてしまいました。

 

コンピュータの世界には「ヴィルドの法則」というのがあります。

ソフトウェアとハードウェアの進化の関係について述べたもので、

「ソフトウェアは、ハードウェアが高速化するよりも早く低速化する」と

警鐘を鳴らしているものです。

 

この法則は30年ほど前に発表されたものですが、

現代は、コンピュータシステムが発達のスピードが速く、

人間自体がついていけなくなっているのではないでしょうか。

 

ラストマイルを観て、物流システムに人間が振り回されているように感じてしまいました。

 

近年はAIが急速に発達してきており、

一部暮らしが楽になっている反面、

今後もますます人間にとっては余裕がなくなってくるのではないか、と思ってしまいます。

 

 

 

 

 

今日は、東京から住宅ローンの団体信用生命保険のお仕事をされている担当の方が

出張で金沢に来られましたので、一緒に食事をしながら

 

・金利の動向

・新築着工数の推移

・変動金利ローンのリスク

 

などについて、話し合いました。

 

 

※ 曇り空ですが、金沢は今日も暑かったです。

 

今年は、総裁選もあれば、アメリカの大統領選もあります。

誰がトップになるかによって景気や経済が変わってきますから

金利にも影響してきますよね。

 

 

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※ 金利上昇時の返済額計算もできます。

 

今年はとても大事な年になりそうです。

日本だけでなく、世界の動きも見守っていきましょう。

 

川淵ゆかり事務所

ファイナンシャルプランナー 川淵ゆかり

厚生労働省 1級FP技能士

 

 

 

 

 

小学生向けの「プログラミング教室」というのが人気ですね。

 

私も見学に行ったことがあります。

 

大学入試の共通テストでは「情報」の科目が追加されたこともあり、

早くからITやプログラミングに触れさせた方がいいのではないか、

と考える親御さんもいらっしゃるでしょう。

 

ですが、ITやシステム開発に携わっている人ほど

子どもにはこういった教室は通わせないと思います。

 

理由はいくつかあって、

 

まずは、教える先生の経験とスキルです。

どれだけの経験があって指導しているのか疑問です。

若い先生ほど実務でのプログラムの開発経験などほとんどないでしょう。

 

次に指導内容です。

私が見学したところは、

アルゴリズム(プログラミングの開発手順)はまったくの無視で、

ソフトの操作方法は教えますが、

「どのような考え方で構築していくか」といった内容は教えません。

 

「こどものやりたいようにさせる。」「創造力を伸ばす」といった趣旨だそうですが

私から見ると、積み木でただ遊ばせているような感じを受けました。

 

こういった教育を受けるとプログラムの作成は「自己流」になってしまいます。

プログラミングに「変なクセ」が付いてしまうのです。

子どもの頃についてしまったクセはなかなか治らず、将来苦労することになります。

 

 

私の見学したスクールが悪かったのかもしれませんが、

学習のメリットや講師のスキルなど事前によく確認して通わせないと

将来、学習や実務でついていけなくなってしまいます。

 

 

共通テストではアルゴリズムを重視した出題がされるようですが、

実はこのアルゴリズムを教えられる講師はなかなかいません。

 

大学受験でお金がかかるのですから、

小学生の時にプログラミング教室に通わせる分は将来のために貯蓄したほうがいいと思います。

 

 

1級ファイナンシャルプランニング技能士

情報処理技術者試験(アプリケーションエンジニア・データベース)合格

川淵ゆかり