年末が近づくと、一年間の家計や投資の流れを振り返り、来年に向けてより良い形に整えるようにしています。

その時の社会情勢やこれからの社会情勢を鑑みて、どの銘柄を積み立てるかを見直したり、自分のライフスタイルや生活環境の変化、クレジットカードの制度変更や各社のポイント還元の変化からクレジットカードを見直したり…。

年に一度、大きく見直すことは、将来の資産形成にとってかなり重要です。

 

 

とくにここ数年は、マリオットボンヴォイアメックス一択で、そこに集約させてきましたが、改悪になっちゃいましたからね。

今年は大幅に変更しなければなりません。

今年のクレジットカードは、以下の3つのポイントを踏まえて考えることにしました。

  • ポイント還元率
  • 積立NISAに対応
  • ポイント投資が可能

ポイント還元率が高いことは当たり前で、その上でクレジット決済で積立NISAに投資でき、その決済額に応じて付与されたポイントをさらにポイント投資に回すことで、実質的に投資効率を高めるという作戦です。

この「二重で投資する」仕組みを最大限活用するためには、クレジットカード選びが非常に重要になります。

もちろん、年会費に見合う還元が得られるか、ポイントが投資に回せるか、積立決済が可能かという点も重要ですし、単に還元率が良いだけではなく、自分が普段利用しているサービスや買い物の場所と合っていなければ、実際の価値は十分に得られません。

 

私の場合、ネットショッピングでは楽天を利用し、QRコード決済はPayPayを使い、携帯電話はdocomoを契約しています。

この三つの経済圏が毎日の生活に深く関わっているため、それぞれと相性の良いカードを選ぶことが最も効率的だと考えました。

同時に、年会費を必要以上に増やさず、もし年会費が発生する場合でも確実に回収できることを条件としました。

そして、その結果、私は以下のクレジットカード構成にしようと思います。

  • 個人用メイン用:楽天カード
  • 個人用コンビニ・飲食店用:三井住友カード
  • 個人用QR決済用:PayPayカード
  • 個人事業用:dカード
  • 法人用:SAISONカード

日常のメインカードとして楽天カード。

楽天市場の利用が多いためポイント還元が高く、楽天証券の積立NISAに利用でき、貯まったポイントをそのまま投資に回すことができます。

 

次に、コンビニや飲食店での高還元を活かすために三井住友カードを特定用途専用として使うことにしました。

このカードは対象店舗で非常に効率良くポイントが貯まり、積立投信にも利用できます。

 

また、QR決済ではPayPayを多く使うため、PayPayカードをPayPay用に選びました。

PayPayポイントはそのまま投資に回せるため無駄がありません。

 

個人事業としての支払いをまとめるため、dカードを事業用カードとして設定しました。

docomoの利用があるためポイント効率が良く、事業支出は金額が大きくなりやすいため管理もしやすくなります。

 

法人としての支払いをまとめるため、SAISONカードのセゾンプラチナビジネスアメックスに設定しました。

法人用のクレジットカードはほとんど選択肢がありませんからね。

 

このように、自分の生活圏と投資の仕組みを結びつけながらカードを整理すると、無理なく効率良く資産形成につなげることができます。

年末はこうした見直しを行う良い機会ですので、生活スタイルと投資方針を丁寧に照らし合わせながら、来年に向けてより良い体制を整えていくことが大切です。