この度、拙著『日本型FIRE成功の秘訣がわかる本』はお読みいただけましたでしょうか?

 

 

 

 

実は、この本の中で紹介した『頑張らない起業』の部分だけを切り出して、さらにノウハウを書き足し、新刊として刊行することになりました。

 

今、このメールを読んでくださっている人のほとんどがFIREを目指していると思います。

ということは、もしかすると、今後の働き方や人生の過ごし方について、どこかに不安や迷いを感じておられるのかもしれません。

もしそうだとしたら、それはごく自然なことですし、あなただけが感じていることでもありません。

実は、多くの人が、似たような感情を抱いています。

 

たとえば、定年までの時間が見えてきたけれど、退職後にどう生きていけばいいのかがわからない。

収入はどうなるのか、仕事がなくなったら社会とのつながりがなくなるのではないか。

やりたいことはあるけれど、今さら始めても遅いのではないか。

何かを変えたい気持ちはあるけれど、何から始めたらいいのかわからない。

 

こうした「はっきりとは言えないけれど、ずっと心のどこかにある漠然とした不安」は、これまで頑張ってこられた人ほど、強く感じるものです。

仕事や家庭を大切にして、周囲に迷惑をかけないようにして、ずっと真面目に生きてこられたからこそ、「何かを変える」ことに慎重になってしまいます。

 

ですが、少し視点を変えてみてください。

 

これまでの人生で積み上げてきた経験、知識、人間関係、時間やお金の使い方。

それらはすべて、あなただけの財産です。

そして、その財産を少し形に変えることで、今後の人生をより自由に、より自分らしく過ごすことができるとしたら、どうでしょうか。

 

大きな会社に入ることや、有名になることだけが成功ではありません。

自分にとって無理のないやり方で、やりがいのあることに取り組み、自分の名前で小さな収入を得る。

誰かの役に立ち、感謝される。

それができれば、人生の手応えは大きく変わります。

 

とはいえ、そう言われても「自分には何の取り柄もない」「特別なスキルもない」と感じる人も多いことでしょう。

でも、実はそうではありません。

あなたがこれまでの人生で経験してきたこと、悩んできたこと、失敗したこと、そこから得た気づき。

それらは、これからの時代にこそ必要とされる「一次情報」です。

これは、インターネットやAIには真似できない、人にしか語れない、あなただけの価値なのです。

 

 

これからの時代は、「知識の量」ではなく、「視点の質」が問われる時代になります。

何を知っているかよりも、何をどう見て、どう感じたか。

それを言語化できる人に、自然と人は集まります。

 

人が集まれば、そこで何かが生まれます。

なので、今すぐに何かを始める必要はありません。

まずは「そういう道もあるのか」と、知っておいてください。

詳しくは、次の機会にでも書こうと思います