今の時代、生成AIの普及によって、コンテンツを作ったり、プログラミングを組むことが、かなり容易になりました。

スマートフォンとパソコンがあれば、誰でも簡単に作れるようになりました。

ということは、特別なスキルや大きな資本がなくても、自分のアイデア一つで、いくらでも稼ぐことができる時代になったということです。

 

 

とはいえ、「作れる」ことと「稼げる」ことは別です。

稼ぐためには、ただ何かを作るのではなく、「必要とされるもの」を作る必要があります。

そのために最も大切なのが、「アイデア」です。

そしてそのアイデアの根っこにあるのが、「問題を見つける力」だと私は考えます。

何かの不便さ、誰かが感じているモヤモヤ、日常のちょっとした違和感…それらがアイデアの源泉です。

 

この「問題を見つける力」は、才能ではありません。

そして、この「問題を見つける力」はSNSを活用することで、誰でも養うことができます。

例えば、日常の中で「なんでこれ、こうなってるんだろう」「ここってもっと良くできないかな」と思ったことを、まずSNSに投稿してみます。

これは自分の中にある違和感を、外の世界に問いとして投げかける行為です。

そうすると、フォロワーや他のユーザーから、共感や反論、補足の意見が返ってきます。

その反応の中から、「これは多くの人が同じように感じている課題なんだ」とか「思っていた以上に深い背景がある問題なんだ」といった気づきが得られます。

自分の中の主観的な違和感が、他人の視点と重なることで、より客観的な「本当の問題」として形になるのです。

 

あとは、その問題をもとに、Kindleなどのコンテンツを作成するかアプリを開発するだけ。

生成AIを使えば、文章や構成、サムネイル、音声や映像まで自動で作ることも可能だし、プログラミングの補助やコーディングなどを自動でやってもらうことも可能です。

 

そしたら、作ったものは再びSNSに投稿すれば、コメントをくれたユーザーは買ってくれるでしょう。

そして、そこで使ってみた人の感想や意見を集めれば、それをもとに改良を加えることも可能です。

 

これにより、問題定義→意見の精査→コンテンツやアプリの具現化→セールスと改良というサイクルが生まれ、繰り返すことで、永続的な「価値創造の循環モデル」を手にすることができます。

この一連のサイクルは、「作って売る」という単純なモデルではありません。

「問いを立てて、共感を集めて、価値に変える」という、これからの時代にふさわしいシステムです。

しかも、この方法は大きな初期投資が必要なく、場所や時間にも縛られません。

小さく始めて、反応を見て育てていくスタイルなので、無理なく自分のペースで進めることができます。

しかも、発信すればするほど、経験も、知識も、信頼も積み上がっていきますので、そこから生まれるつながりや機会は、お金に変わるだけでなく、人生そのものを豊かにしてくれるでしょう。