株式投資は、ニュースや世間の動きを冷静に分析することが成功の鍵となります。

最近では、フジテレビを巡る経営問題が投資の世界でも注目を集めています。

この動きは、株価の変動を予測するうえで非常に興味深い事例と言えるでしょう。

 

 

中居正広さんをめぐるトラブルに対するフジテレビの対応は、企業のガバナンスや信頼性に疑問を投げかけ、多くの批判を招きました。

この問題は、フジテレビの社長交代の可能性を含む改革の機運を高めたことで、逆に株主総会への注目が集まり、株価の上昇につながったと言えるでしょう。

 

ただ、こうした上昇が続くのは一時的な現象に過ぎないと思っています。

このまま株主総会までもつはずもなく、その頃には問題が沈静化し、世間の注目が薄れ、振り上げた拳を下ろす先を見失った投資家による「投げ売り」の状態に陥るのはないかと考えます。

 

かく言う私も、記者会見後すぐに私も株を買ってはみましたが、あまりに問題が深刻すぎて、早急な解決に動かざるをえない状況にすぐに手放しました。

 

とはいえ、フジテレビが倒産するリスクがほぼないです。

大手テレビ局として、ある程度、国や法律に守られ、一定の広告収入は期待でき、不動産などの資産も保有していますからね。

 

だとすれば、本当の買い時は「投げ売り」の状態になった時が、割安な価格で買い戻す絶好の機会なのかもしれません。

今後は、株価の動向とニュースによる世論の反応を見極めながら、戦略的に投資判断をしていこうと思います。

 

そして、実は中居正広さんが最初に週刊誌で報道されて話題になった直後、2027年1月から所得税に1%を上乗せする「防衛特別所得税(仮称)」が決まったというニュースがひっそりと発表されていたのをご存知でしょうか?

この税は、防衛費増額の財源確保を目的としているとされていますが、報道のタイミングから、芸能スキャンダルの影に隠れた形で進められたのではないか、という声もないわけではありません。

 

都市伝説めいた話ではありますが、株価だけでなく、税や社会情勢にもアンテナを張り巡らせながら、もっと高い視点で広い視野で世の中を見ることが必要なんじゃないでしょうか?