今日の日経平均株価の大暴落は、過去最高の下げ幅を記録し、多くの投資家にとって衝撃的な出来事でした。
私もビックリで、午後はほぼ仕事が手につきませんでした。
このような大きな市場の変動は、初めて経験する人も多いでしょうし、不安や恐怖を感じるのも無理はありません。
しかし、こういった状況でも冷静に対応するための手順を守ることが重要です。
まず、ニュースや近々で発表された各種経済指標をチェックして、何が原因で下落しているのかを理解しましょう。
今回は、日本の利上げによる円高と雇用統計が予想を下回ったことが要因でした。
そしたら、自分のポートフォリオを確認し、銘柄それぞれの状況を把握します。
この時、感情的にならずに、事前に定めた投資方針を再確認し、短期的な変動に惑わされないように心がけましょう。
次に、リスク管理が重要です。
まずは事前に決めておいた損切りの基準に達した場合、機械的に対応するようにしてください。
そうすることで、損失を最小限に抑えることができます。
ひとまず、現状のポートフォリオの対応ができたら、今後に向けたポートフォリオの調整となります。
まずは、長期的な視点を持つことが重要です。
その場合、短期的な市場の動きには左右されずに、長期的な視点でそれぞれの銘柄を見直して、新たな投資判断を行いましょう。
そして、不安定な市場環境であったとしても、ポートフォリオの内容を再評価し、必要に応じてリバランスを行ってください。
これにより、ポートフォリオ全体の安定性を高めることができます。
こういう急激な変動相場の場合、スグに戻す場合もあれば、さらに下落する場合もありますので、判断ができないと思ったら、ひとまず見合わせてみるというのも一つの方法です。
いずれにしても、今回のような急激な市場の下落時にも、慌てず、騒がず、バタバタせず、冷静で効果的な対応を心がけてください。
そのためにも、こういう時にどうするかを頭に入れておくか、どこか書き出して貼っておくことをオススメします。
日々の市場の動向に目を光らせながらも、市場の変動に一喜一憂せず、長期的な視点を見失わないことが大切ですよ。
