私が投資をするときに心がけていることがあります。
それは、感覚的な売買や他人の意見に左右されることなく、自分自身の確固たる根拠を持つこと。

投資における根拠のない売買は、成功しても再現性がなく、失敗しても何が問題だったのかを反省することができません。
そのため、私は常に売買には明確な根拠を持つことを大切にしています。
 


この姿勢は、実はプロ野球の名監督である野村克也さんの言葉から学びました。
野村監督はピッチャーへの指導の中で、「捕手のサイン通り、ただなんとなく、という投球ではダメ。一球一球に根拠を持て」と言っています。
これは、野球以外にも通じる考え方です。

投資において根拠を持つということは、具体的にはどういうことでしょうか。
それは、市場の動向からいろいろな指標で分析し、自分の投資判断に対して明確な理由を持つことです。
例えば、ある銘柄を購入する場合、その銘柄がなぜ今買い時なのか、どのような根拠でその判断をしたのかを明確にすることで、自分の投資手法がどんどん体系化され、その精度を高めることができます。

また、根拠を持つことは、失敗した際の反省点を明確にするためにも重要です。
売買に失敗した場合、その原因を分析し、次回に活かすための具体的な改善策を見つけることができます。
これにより、同じ失敗を繰り返さないようにすることができ、投資スキルの向上にもつながることでしょう。

根拠を持つことの重要性を理解し、それを実践することで、投資の成功率を高めるだけでなく、体系化され、精度が高まったそのノウハウを他の人に教えることも可能になります。
例えば、自分の投資手法を講座や塾で教えたり、本や動画としてコンテンツを販売することも可能です。

このように、自分の知識と経験を活かして、さらなる収入源を確保することができるのです。

投資はリスクが伴うものであり、つい感覚的な売買や他人の意見に左右されることもあるかもしれませんが、それは一時的な成功であったり、意味のない失敗で終わってしまいます。
野村監督の言葉を心に留め、一球一球に根拠を持つ姿勢を学び、自分自身の確固たる根拠を持つことで、投資の世界での成功を目指しましょう。

 

感覚的な売買や他人の意見に左右されつつ、ながらでやっていると、いつまで経っても上達しませんし、常に何かに依存することになりませんからね〜