先日、ついに家を手放しました。

これで住宅ローンからも開放されるし、スッキリするかなぁ〜なんて思っていましたが、現実が違います。

 

オレ、もう資産がないんだなぁ〜という何か切ない気持ちになったのです。


持ち家という響き、いざという時の備え、住宅ローンという強制返済による自動積立(家賃は消えますが、ローンなら不動産が自分のものになりますから)、資産といっても半分は借金な訳ですが、それでもやはり不動産を持っているという部分に何か気持ち的にあったんあだろうと思います。

 

実際、新しい住居は、今までの家賃プラス住宅ローン分の金額なので、住宅ローン分は積み上がらずに消費されていきますしね。

このままでは、何だか急に老後が心配になってきました。

 

かつて、不動産投資は「膨大な借金をして、その借金に金利以上の利回りで稼ぐ投資」ということを教えてもらって、「なるほど!

」と思ったものです。

「お金にお金を稼がせる」という考え方がありますが、その「お金」を最大限にするのが不動産を購入するという名目で借りられる借金で、その借金にお金を稼がせるという発想は共感しまくってます。

 

 

ただ、やはり私には不動産を保有する気にはどうしてもなれない…。

理由は今後の情勢の不安、保有することのリスク、入居者獲得の営業…と、モチベーションを削り取られる事由が多すぎます。

 

それでも「借金にお金を稼がせる」という考え方は共感しまくってますので、不動産ほどではないにせよ、同等なことができないかを考えてみました。

そこで思いついたのが、小規模企業共済の契約者貸付を活用すること。

 

小規模企業共済の契約者貸付というのは、小規模企業共済で掛け金の範囲内で2000万円までなら借りることができるという制度。

返済期間は5年で、金利は年1.5%と破格。

 

これなら、最大2000万円を借り入れて、それを元本にして利回り1.5%以上で投資し、毎月元本から返済。

元本が返済で8割を下回ったら、一回、全額返金して、再び、最大2000万円を借り直す。

 

これを繰り返せば、元本1600〜2000万円は維持できるし、場合によっては最初から1600万円だけ投資して、残りの400万円を返済用にプールして、400万円を返済しきったら全額返金して、再び借り直すこともできます。

元本1600〜2000万円あれば、それなりの投資先もあるし、元本が大きいので手堅い投資でもそれなりの収益が見込めます。

なんていったって、金利は年1.5%ですからね。

 

年4%ぐらいの投資案件なら、かなり手堅いのがゴロゴロあります。

元本1600〜2000万円で年4%となれば、年に64万円〜80万円ずつ確実に資産が増えていくことになります。

増えた分を元本に合算していけば、簡易的な複利での投資が成立しますので、なかなかおいしいですよね。

 

ということで、早速、来週にでも小規模企業共済の契約者貸付を活用してみようと思います。

さぁ、どこに投資しようかなぁ〜