後学のために、起業塾などのフロントセミナーに行ったりもするのですが、そういう塾で教えていることの中に「ビジネスは価値とお金の交換です」というのがあります。

言われてみれば、確かにそうなのですが、でも、そんなに簡単な話ではありません。

 

 

価値とは何か?

誰にとっての価値なのか?

その価値は顕在化しているのか? 潜在化しているのか?

その価値を評価してくれるのは誰なのか?

その人はどこにいるのか?

その人は何をしているのか?

お金は自分の労力にたいする対価なのか?

お金は競合と比較した上での適正値なのか?

お金はお客様にとっての対価なのか?

お金と相対する価値は期待値なのか? 満足度なのか?

など

 

「ビジネスは価値とお金の交換です」といっても、ひと言で「価値」と「お金」といっても、その部分で考えなくてはならないことがいっぱいありすぎます。

そして、そのどれかがズレてしまうとなかなか成功できません。

 

難しいことを簡単に説明すると、勘違いする人が増えるので罪だなぁ〜と考えます。

 

私も起業塾をやっています。

そして、副業も教えています。

 

起業は人生をかけて取り組むことなので、しっかり丁寧に解説するようにしていて、できる限りライフワークバランを考えてもらいながら、充実した人生を送ることを前提にアドバイスをするようにしております。

 

副業は副業なので、いかに無駄なく、楽しんで取り組めるかがポイントです。

なので、「ビジネスは価値とお金の交換です」とかは教えません(笑)

 

教えるのは、「あなたが人を集めるとしたら、何をしますか?」と問うところからがスタートです。

 

というのも、個人的には、ビジネスは人集めだと思っているから。

人が集まったら、集まった人を見てキャッシュポイントを考えればいいのです。

キャッシュポイントを先に考えると、人を集める手法に制限が出てしまい、成果を出すのが難しいと思ってます。

 

例えば、自分のやっているゲームの攻略法を教えれば、人が来ると思います。

だったら、どんどんゲームをやって、そのゲームに取り組んでいる人たちが、まだ知らないことをどんどんシェアしていきましょう。

そうすると人が集まるので、アドセンスというアフィリエイト広告で稼ぐことができますし、集まるのはそのゲームのユーザーなので、その人達にもっと面白いゲームを進めたり、ゲームをやりやすくするアイテムなどを紹介してアフィリエイトフィーを稼ぐのもいいですよね。

もし、集まりが悪いということは、知らないことが少ないからだと思うので、もっともっと遊ばなきゃいけないんです(笑)

 

こんな考え方なら、楽しくできると思いませんか?

 

難しく考えるより、まずは人を集めること。

何で集めたかによって、集まる人たちの属性が分かるので、そこに合わせて何かキャッシュポイントを作ればいいって話です。

 

実は、グーグルだって、Amazonだって、Facebookだって、Appleだって、「何で」の部分が違うだけで、人を集めることに注力してますよね。

グーグルは検索エンジンだし、Amazonはインフラ、FacebookはSNS、Appleはデバイスで人を集めて、そこにキャッシュポイントを仕掛けてますからね。

 

だったら、「価値」と「お金」を深堀りするより、先に「できること」で「人を集める」べきだと考える訳です。