老子の格言で、『授人以魚 不如授人以漁』という言葉があります。 

「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。」 という意味で、「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という考え方です。

 

こうしてみると、当然、釣り方を教えるべきとなります。

もちろん、私も同様です。

 

 

実は、先日、知り合いから「お金をかけずに、スグに稼げる方法を教えて欲しい」と言われました。

お金をかけずにといっても、数千円なら…と思ったのですが、それすらもダメとのこと。

 

アフィリエイトを教えようにも、スキルや知恵が必要だし…

アドセンスならと思っても、ドメイン代ぐらいのお金はかけないと難しい…

Kindleならと思ったが、文章を書く手間がかかる…

ChatGPTに書かせればと思ったが、有料会員にならないと話にならない…

メルカリで転売させようにも、出品できるものがないらしい…

だったら投資ならと思っても、原資がない…

それなら借金を勧めようにも、リスクがあるのはちょっと…

 

う〜ん、時間も、手間も、お金も、リスクも、知恵もかけずに稼げる方法なんて、私は知りません。

もっとえいば、そんな都合のいいことを考えるから、情報弱者と呼ばれて、詐欺師たちにカモにされることに気づいて欲しい。

 

もし、釣り方を学ぶなら、時間か、手間か、お金か、リスクか、知恵のいずれか一つは許容しないと難しいです。

 

時間がかけられるなら、ブログをじっくり育てればいいし、

手間を惜しまないのであれば、自分げ原稿を書いてKindleを出せばいいし、

お金をかけられるなら、ツールに費用を投下して合理化すればいいし、

リスクが取れるなら、投資に勤しめばいいし、

知恵があるなら、SNSで何かを展開すればいい。

 

これらそれぞれの方法なら、いくらでも教えられますから。

 

で、どれか一つでも身につけておけば、何かの時に役に立ちます。

それは、何も身につけずにただただ貯金に勤しむより、全然効果的です。

 

実は、先日のメルマガで書いたように、ななつ星の同窓会に参加してきました。

そこで、同窓会参加者限定のななつ星ツアーがあり、その場の雰囲気でつい申し込んじゃいました。

で、先日、当選のご連絡が…(汗)

何と、二人で何百万円です。

でも、スグに新しい講座を企画して、来月にリリースして、その費用を稼ぐつもりです(笑)

 

釣り方を身につけてしまえば、何かあったときに、どうにでもなりますから。

本当に釣り方を身につけるって大事だと思いますし、それを何の犠牲も払わずに身につけようと考えるのはムシが良すぎるので、そういう人は夢を見ずに貯金に勤しみましょう。