借金って、どんなにしたくても、貸してくれる人がいなければ、することはできません。

 

 

では、お金を貸そうと思ったら、あなたならどんな人に貸しますか?

 

例えば、所得がこれぐらいあるなら、これぐらいなら貸すかな…

資産がこれぐらいあるなら、これぐらいなら貸すかな…

この人にお世話になったから、これぐらいなら貸すかな…

など。

 

まぁ、いろいろな基準で、その人に貸せる金額を試算すると思います。

返せそうな額、何かあっても回収できそうな額、返してもらえなかったとしても諦められる額、だいたいそんな感じで考えるのでしょうか?

 

ということは、借金って、その人の与信力を数値化したものだと思いませんか?

 

与信力を数値化したものということは、つまり甲斐性。

ということで、個人的にはできる借金の金額は、その人の甲斐性なんじゃないかと考えています。

ただし、サラ金を含めた闇金のような違法な借金は別ですよ。

そして、実際に借金するかどうかも別の話し。

 

何でこんな話しをしだしたかというと、自分で起業して29年。

会社での借り入れもそれなりにしてきて、あとちょっと無借金になります。

そしたら、今後は無借金経営でいこうと思ってます。

 

プライベート的にも、家を買うのに住宅ローンも組んだし、あとはその返済してしまえば、ほぼ大きな借金をすることはないと思ってます。

なので、節税に勤しみ、給与を押さえ、頑張ってきました。

 

ところが、家を手放し、マンションを借りることに…。

 

マンションを借りるということは、申込みの時点で審査があります。

そして、その審査のために、確定申告書などを提出しなければなりません。

 

そこでハッとしたのですが、「今のオレ、与信力大丈夫?」ってことです。

 

日常の生活費を経費化するべく、いろいろな副業などもやっています。

ということは、入金額=所得ではなく、入金額ー経費(生活費の一部)=所得となります。

しかも、入金額である給与も押さえているので、帳簿だけを見ると、なかなかな所得となります。

 

ちなみに、家賃の36倍以上の年収が審査の基準なんだそうです。

 

今、借りようと思っているマンションの家賃を36倍すると……滝汗

かなり気に入ったマンションだし、家も手放せたので住宅ローンもなくなるし、金額的に全く問題は無いものの、書類上の数字だけでいえばかなりヤバいみたい。

 

くぅ〜、オレの甲斐性なし!って、本気で凹みそう。

 

審査結果は来週になりそうですが、どうなるかドキドキしながら連絡を待ち続けます。

今回は借金ではありませんが、何がどうなるかわからない以上、ある程度の社会的与信力も意識しておく必要はあるのかもしれませんね。