いよいよ年末ですね。

来週の仕事納を終えたら、年末年始休暇に突入です。

 

今年の市場も27日で終りますので、そうなったらひとまず立ち止まって、いろいろ見直してみましょう。

私が、年末年始に取り組んでいることを紹介しますね。

 

 

まず1年間の投資の損益を確認し、税金対策を行うことからです。

この時期には、利益を確定するか、損失を確定させるかを判断して、できる限り手仕舞いするようにしています。

株式や投資信託で利益が出た場合、税金が課せられるため、確定申告が必要になることがあります。

特に、株式投資の税金は、売却益や配当金に対して約20%が課税されるため、年間の取引報告書を基に適切な申告を行うことが重要です。

次に、投資の種類によっては年末調整や確定申告を行う必要があるので、それもチェックします。

例えば、iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用している人は、掛金全額が所得控除になり、税金を安くすることができますが、これらの手続きを怠ると税金の節約ができませんからね。

そして、年末年始に一番メインでやることは、1年間の運用成果を確認し、新年に向けた運用計画を立てることです。

自分が投資している株式、投資信託など、すべての資産を洗い出し、リストアップします。

昨年の金額との増減を確認したり、資産と負債の額を比較することで、家計の健全性を把握し、個別の投資商品ごとにどうしていくか検討していきます。

また、資産全体のバランスを見るために、株式、債券など商品ごとの比率、国内、海外(先進国、新興国)のエリアの比率を確認し、必要に応じてリバランスもします。

来年の見通しについては、世界経済の動向や市場の変動を考慮に入れ、投資先や投資商品の見直しをすることが多いです。

特に、新興市場やテクノロジー関連の株式など、将来性の高そうな分野への投資も投機的な思考で検討します。

また、NISAやiDeCoの投資先を見なおすのもこのタイミングです。

とくに新NISAもはじまり、NISAへの金額も増えますので、今年はいろいろ考える必要がありますね。

このように、年末年始は仕事に忙殺されることなく、ゆっくりいろいろ考えられる時間が確保できますので、ここでガッツリ考え、最適な計画を立てることで、また一年間はあまり気にせず放置できるというもの。

それだけに、私にとって年末年始は、より良い投資成果を目指す上で非常に重要な時期なのです。

 

あなたは、この年末年始は何をして過ごしますか?