いよいよ2024年から、新NISAがスタートしますね。

もしかして、2024年からということで、まだ悠長に構えていたりしませんか?

 

2024年からスタートとはいえ、口座の受付や積立設定の変更などは11月に入ったらはじまります。

逆に言えば、2024年の1月にそれらの手続きを開始したら、実行されるのは3月ぐらいになるので、2ヶ月分がもったいないことになります。

なので、今から着々と準備を進めていきましょうね。

 

 

で、最近、何人かからお問い合わせをいただいたのですが、どの投資信託がオススメかって話しをしようと思います。

 

新NISAは、つみたて投資枠と成長投資枠があるわけですが、まずはつみたて投資枠の設定をしっかりとやっておくべきかと思います。
成長投資枠は国内株式、国内ETF・REIT、外国株式 海外ETF、投資信託などに投資できるわけですが、株式やREITは積み立てよりもタイミングを見て突っ込みたいので、今回は除外しておきます。

つみたて投資枠は投資信託にしか投資ができませんので、それほど選択はありません。

ただ、そうはいっても、数はもの凄い数があるので、ひとつひとつを見てはいられません。

 

そこで、まずはアクティブ型はバッサリ切ります。

つまり、インデックス型に全集中です。

 

これは、アクティブ型を見限っているわけではありません(見限っている部分もありますが…)。

アクティブ型のようなハイリスクハイリターンの投資商品は新NISAで確保しようとしている老後資金には向かないというだけです。

ハイリスクハイリターンということは、ギャンブル性が高いということもあるので、老後資金ではなく、余剰資金でやっています。

 

で、インデックス型ですが、細かく調整していくので、バランス型とかには投資しません。

そして、細かく調整の方法ですが、かつて私が手掛けた『9マス分散式ではじめる積立投資信託』という本があるのですが、この本の内容には共感しておりますので、この本の通りに投資します。

 

あとは、どのインデックス型でこの本の通りに投資するかですが、eMAXIS slimシリーズです。

ここでの注意点は、eMAXISシリーズではなく、eMAXIS slimシリーズだということです。

 

これで分かるかな?

 

念のためにもう一度整理しておくと、新NISAはつみたて投資枠を使って、eMAXIS slimシリーズのインデックス型に、『9マス分散式ではじめる積立投資信託』という本に書かれている方法で投資するということです。

個人的には、新NISAはこれで完璧じゃない?と思っておりますので、よかったら、是非、参考にしてみていただけたらと思います。