個人的には、宝くじには否定的な私。

先日、テレビで宝くじ特集が流れていたのを家族で視聴。

すっかり盛り上がってしまい、みんなでお金を出し合って購入することに。

 

 

そもそも、宝くじって、みんなが購入したお金のうち46.2%しか当選者に分配されない。

もう、この時点で儲かる訳がないギャンブル。

 

まぁ、でも、ノリで買うことになった以上、仕方ない…。

 

一粒万倍日だの、天赦日だの、寅の日だの、大安だの、いろいろ調べて、あーだの、こーだの言って買う日を決める。

そして、過去の当選回数や当選金額などを調べて、あーだの、こーだの言って買うお店を決める。

買った宝くじを持って、金運アップの神社にお参りし、金運アップのグッズで包み、金運アップの場所に保管する。

 

当選発表日までの間、家族それぞれが当選したらどう使うかを語り明かす日々。

それぞれの夢や目標で盛り上がったり、家族への想いなども聞けて、何だか当たる気しかしなくなってきた。

 

そして、迎えた当選発表日。

 

家族が揃ってから宝くじを並べ、一枚ずつ当選番号と照らし合わせて、一喜一憂。

結果、3万円分購入して、6000円回収。

46.2%が分配されていることを考えると、1万3860円が目標だったけど、まぁ、仕方ないですね。

 

で、早速、換金にいったら、売り場のおばちゃんに「そのまま帰ります? スクラッチはやらないんですか?」と言われ、6000円を30枚購入。

またしても家族が揃った時点で、みんなで五円玉を片手にスクラッチを削り、大盛りあがり。

結果、4000円回収。

 

どんどん減ってはいるが、お金が無くなるまで無限ループ。

もしかしたら、最後の一枚で当選するかも…と一縷の望みをもつも終了。

 

あ、でも、まだお楽しみ抽せん(宝くじの敗者復活)もあるので、完全に終わった訳ではないんですけどね。

 

ということで、合計3万円が現状飛んでいってしまいましたが、あのテレビを観た時から、0円になるまでの期間、何だかとても楽しかった。

この楽しさに一人1万円だったとしたら、まぁ、宝くじもまんざら悪くないかもって思ってしまいました。

それ以上は出す気はないですけどね。

 

ということで、宝くじに投下したお金を何代として捉えるのかで、価値が変わるなぁ〜という話しです。

実は、これって宝くじ以外にもいろいろあって、そこの価値付けを意識するだけで、お金に対する感覚も大きく変わります。

どうせ使うなら、嫌な気持ちにはならない使い方って大事だと思うので。