前にも書きましたが、前に住んでいた家の掃除を進めておりまして、ようやく仕上げの段階まで辿り着きました。
いるものはすべて引き上げたので、あとは残ったものを全て廃棄するだけ。

でも、こうして残った物たちを見てみると、いろいろ考えさせられます。
経年劣化して本当に不要なものもあれば、あんなにワクワクして買ったのに飽きられてしまったもの、買ってすぐに失敗だったと押し入れに押し込まれたもの、子どものためにと買ったのに使われなかったもの…など、本当にいろいろあります。
こういう経験をするたびに、やはりミニマリストな生活が理想だと思ってしまう訳です。

 



ただ、そんな感傷に浸っている場合ではありません。
この眼の前にあるゴミを何とかしなければならないのです。

まずは、買取業者を呼び、金目の物を現金化。
次に無料で引き取ってくれる業者を呼んで、持って行ってもらえる物は何でも持って行ってもらう。
最後にお金をかけて廃棄処分という流れ。

で、実際にやってみて分かったことは、業者によって全く違うということです。
言うことも、価値付も、金額も、何もかもが違いました。
で、よくよく聞いて分かったことは、本業は何かってことです。

買取業者の場合、多くが貴金属の買取業者。
なので、チラシには何でも引き取るようなことを書いておきながら、狙いは貴金属。
実際、貴金属以外は、過去のケータイなどのレアメタルが取れるようなもの以外はほぼ持っていってはくれません。
挙句の果てには、今してる結婚指輪を指さして、「それはダメですか?」と言われる始末。
本当にハイエナみたいな感じ(汗)

無料で引き取ってくれるところは、リサイクルショップが積極的ですね。
お店で売れそうなものは持って行ってくれますが、値がつかなそうなものは持って行ってくれません。
まぁ、当たり前ですね。

あとはお金を払って廃棄する分です。
ここは、シルバーセンター系の業者、便利屋さんをやっている業者、産廃業者が見積もりに来てくれました。
前に廃棄した時は、トラックの大きさで金額が違うのですが、そのトラックの大きさを大きめに見積もられて、結果的に荷台がスカスカの状態なのにその大きさ分のお金を支払わされました…。
その時は時間が無かったのでやむ無しですが、今回は時間があるので、ゆっくり吟味。
シルバーセンター系の業者は、スタッフがご高齢な人ばかりということもあり、お手伝いをして欲しいと言われ、お断りしました。
一番安かったのは便利屋さんをやっている業者でしたが、金額が安すぎて処分先が心配になるほど。
産廃業者が一番妥当な感じでしたし、処分先などもしっかり答えてくれて信用できたので、少しお高めではありますが産廃業者に決めました。

孤独死なども増えてきて、こういう業者がどんどん増えているようです。
もちろん、ビジネスなので儲けようと思ってやっていると思いますので、こちらもしっかり知恵をつけて挑まないと、なかなかヤバい感じがするというのが感想です。

自分のことだけではなく、これから実家の遺品整理なども起こりうると思いますので、気をつけていきましょ〜