最近、本屋さんに行ったら、FIRE本がいっぱい出ていました。
私の本が出た直後ぐらいに、タイトルに「FIRE」という文字を入れれば売れるということで、かなり悪質なFIREもどき本が出て、その後、沈静化していたんですけどね。

 

私の著書はこちらです。

 

 

私もFIREという考え方は大好きなので、他の人がどんな考え方で、どんなFIREを目指しているのかは興味がありますし、まだまだ貪欲に取り込んでいくつもりで読みあさってます。
なので、たぶん、「FIRE」という文字がタイトルに入った本は、全部持っているんじゃないかな?

で、最近、改めて一気に読み返してみました。

読み比べると、また違ったことに気づきます。
それは、FIRE本の構成です。
ほぼ全ての本が、FIREの魅力を語り、そのために種銭を集める方法、そして、FIRE生活をする方法、FIRE実現後の生活について書かれております。
それを今度は横に串刺して読んでみると、いろいろなことが分かります。
明らかにある投資案件に誘導しているから、きっとそれで儲かるようになっているんだろうなぁ~とか、これはポジショントークで書いていることだな…とか、きっとこれはやらずに机上論で書いてるっぽい…とかです。
何でわかるかというと、私が編集者ということもありますが、やはり本に書かれたことの再現性と将来性を鑑みた時に、どうしても論理矛盾があることが気になってしまうんですよね。

とはいえ、いろいろ新しい発見もあったので、それを整理して、さらに自分のFIREの精度を上げていこうと思います。

ちなみに、何人かに聞かれたのですが、もうFIRE本は書かないと思います。
株主優待、ポイ活、FIREと本を出してきて、今、一番興味があるのは、やはり自動売買システムで組むポートフォリオの話しです。

ひとつの自動売買システムに依存するのはリスクがありますが、投資手法の違う自動売買システムをいくつか組み込むことでかなり高利回りなポートフォリオが組めつつあるので…。
まだまだ不安定ではありますが、もう少し精度が上がって、安定して高利回りを実現できるようになったら、本にしようと思ってます。

興味がある人がいたら、コミュニティを作って情報を共有したいと思っておりますので、返信いただけたら嬉しいです。