実は一週間ほどドバイに出張に行ってきました。
本業の出版関連のお仕事のついでに、向こうで投資家さんにも会ってきたのですが、やはり自動売買システムが話題になってました。
皆さん、オリジナルの自動売買システムを作っていたり、一部でしか出回っていない自動売買システムを使っていたり…そのうちの一つは、私も使わせてもらっていて、なかなか優秀なパフォーマンスをはじき出してくれております。

で、ドバイから戻った翌日…
な、な、な、何と、為替が一気に7円も跳ね上がるという事態が!

そんな事態になっているとはつゆ知らず、ドバイ帰りで疲れ果てて眠ってしまい、朝に目を覚ますと、自動売買システムの口座がゼロに…。
前にもお伝えしたように、自動売買システムをいくつか運用しているのですが、そのうち3つがゼロになってました(涙)

面白いもので、こういう時って、瞬時に理解ができず、「あれ? システムエラーかな?」とか、「ネット回線が遅くて反映されないのかな?」などと都合よく解釈するんですね。


しばらくして、冷静に物事を振り返り、顔面蒼白。
ネットニュースを読みあさり、事の次第を把握して、再度、自動売買システムの口座をチェック。

3つはゼロになってましたが、1つが倍以上になっており、損害としてはそれほどでもないことが分かり、ホッとしました。
トータルで少しの損ですが、損しているせいか得した口座には意識がいかず、ゼロになった口座にばかり意識がいっていまい、その結果、ショックから立ち直れず、ブログの更新をお休みしてしまった次第です。

自動売買システムは基本的にFXで行います。
レバレッジが利くので、かなり大きく運用することが可能です。
FXなので、マイナスになった場合、マイナスが証拠金を上回る前に強制決済でゼロになってしまいますが、プラスになった場合、どこまでも増えていきます。
これ、当たり前の話しではありますが、見方を変えると、マイナスは証拠金以上になることはない訳ですから、リスクは限定的ということでもあります。

今回は今までの利益を口座に残し続け、複利運用していたこともあり、それなりに増えていた自動売買システムだっただけにかなりダメージは大きいですが、証拠金をリスクと捉えて、利ざやを小まめに出金していたら、ここまでの収支でいえばそれでも利益が出ている計算でした。
そう思うと、そもそも投機な訳ですから、利益を口座に残し続け、複利運用していたことは反省しなくてはなりませんね。

戦争などの先行き不透明な場合は止める。
重大な経済指標発表前も止める。
今後、この2つは徹底することにしようと思います(自分への戒めも兼ねてメルマガで晒しました)。

ただ、さっきも書きましたが、プラスになった場合は青天井。
おかげで残金が3倍になってました。
まぁ、元々の残金が少なかったこともあり、3倍になったとはいえ、3つの口座のぶっ飛んだ合計金額には届かずですけどね。

でも、やっぱり自動売買システムは楽しい。
投機なので、かなりギャンブル性はありますが、投資のように日々の値動きが微々たるものだと、安心ではありますが楽しくはないですよね。
もちろん、FIREを継続するためには金融資産に投資し続ける必要はありますが、どこかで投機をブースターがわりに導入しないと、なかなか短期間でのFIRE実現は難しいという現実もあります。
自動売買システムの見極めと運用ルールさえしっかり守っていけば、ギャンブル性は高いとはいえ、それほどリスクがあるとはいいづらいですからね。