不動産屋ですから、ついつい見てしまいます。

この番組 <家売るオンナ

・・・私が不動産業界に転職した頃を思い出します。

そう、

私がこの業界に入ったのは平成元年・・・仲介大手とはいえ上場前ですから、社員といえば商品取引や証券会社などから転職したバリバリの体育会系営業マンが幅を利かせていました。

私はといえば、新卒で入ったメーカーのルートセールスを10余年経験しただけの生温い営業マンで、

それが、突然都心の不動産業者に入ったのですから、どうなるかは簡単に想像できますよね。(;^_^A

通常業務が終わった後、終電までの間に印刷機でチラシを刷り、翌日それをマンションなどのポストに投げ込み、少しずつお客を集めることから仕事が始まったのですが、

土日の案内を取れなければ上司からボロクソに言われますから、週末が近づくにつれ胃が痛くなってきます。

サンドイッチマンこそしませんでしたが、その当時の切迫した心境は今でも思い出すことがある程です。ヽ(;´ω`)ノ


とは言っても・・・

実際、その会社には半年ほどしか在籍しませんでした。(* ̄Oノ ̄*)

退職の決断は、妻のこの一言からです。

「いつも神経を張り詰めていて、あまり眠れないみたいだけど大丈夫?」



・・・ところで

このドラマ、小説の「狭小邸宅」をかなり参考にして(パクッて?)いますよね。

狭小邸宅 (集英社文庫)/集英社

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以前この本を手にした時、

その当時の不動産業界の様子が克明に書いてあったので一気に読み終わったことを思い出しました。

この小説、

今の仕事に限界を感じて、辞めるかどうか悩んでいる人にはお勧めです。('-^*)/

といっても、読んだところで何らかの解決策が見い出せるでもなく、明るい気持ちになるでもなく、スッキリしないと思いますけど、一読の価値はあります。


しかし

還暦過ぎても今の生活ができるのは、この時の営業経験が大いに役に立っているんだと考えます。( ̄∇ ̄+)



畑のブドウが色づいてきました。ヽ(゚◇゚ )ノ


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