お金を増やす力 ― 複利で人生をデザインする資産形成の本質
こんにちは、マサです。
会社員として働きながら、インデックス投資と不動産投資を組み合わせて資産形成を行っています。
今回は「お金を増やす力」について、実体験を交えてお話しします。
◆ きっかけは2016年のチャイナショック
当時、私は投資を始めたばかり。
順調に増えていた資産が、突然の暴落で一気に減りました。
「投資なんてやらなければよかった」――心からそう思いました。
でも、そこからが本当のスタートでした。
投資の本質を知るために、ジョン・ボーグル、チャールズ・エリス、バートン・マルキールの本を読み漁りました。
そして出会ったのが、「長期・分散・低コスト」の原則です。
◆ 「お金を増やす力」は生き方の力
お金を稼ぐ力よりも、お金を増やす力のほうが人生を変えます。
なぜなら、時間を味方につけることができるからです。
焦って結果を求めず、淡々と積み上げる。
それが一番の近道だと気づきました。
◆ 複利の魔法を信じる
複利とは、利息が利息を生む「時間の力」。
100万円が10%で増えると、10年後に約260万円、20年後には670万円。
最初は遅いけれど、途中から加速度的に増えていきます。
資産形成は、この“時間の味方”になることがすべてです。
私は給料日に自動で積立投資がされるように設定しています。
市場が下がっても「安く買えるチャンス」と考え、積立を止めません。
結果的に、何もしていなくても資産が増えていく仕組みができました。
◆ インデックス投資 ― 普通の人が勝てる唯一の道
個別株で勝ち続けるのは難しい。
でも、世界経済全体に投資するなら、誰でも「平均点」を取ることができます。
S&P500や全世界株式(オールカントリー)は、まさにその代表です。
経済は波があっても、長期では必ず右肩上がり。
市場に居続ける人が、最終的に勝ちます。
インデックス投資は“努力ではなく設計”なのです。
◆ 「売らない力」が最強の武器
暴落のときに売る人ほど損をします。
私はチャイナショックで痛い目を見た後、「絶対に売らない」と決めました。
市場が下がるときほど積立を続ける――それが将来の成長を生みます。
◆ 不動産投資 ― 守りのキャッシュフロー
株が「増やす投資」なら、不動産は「守る投資」。
毎月の家賃が安定収入となり、ローンを返すほど純資産が増えます。
しかも、インフレにも強い。
40歳で不動産投資を始め、家賃収入が“第二の複利”になりました。
◆ 自動化で感情を排除する
投資がうまくいかない原因の9割は「感情」です。
だから私はすべて自動化しました。
毎月の積立も家賃の再投資もすべてシステム任せ。
“何もしない仕組み”こそが、再現性のある投資です。
◆ ゴールから逆算して生きる
私は65歳で資産収入だけで生活することを目標にしています。
そこから逆算すると、今やるべきことが明確になる。
だからこそ、焦らず、長期で継続できるのです。
◆ 複利で生きるという生き方
お金も信頼も、コツコツ積み上げれば複利で増えます。
焦らず、諦めず、続ける。
複利の力を信じる人は、人生でも必ず成功します。
お金を増やす力とは、単なる投資の話ではありません。
自分を信じ、未来を信じる「生き方」そのものなのです。