資産形成の黄金比|世帯年収1500万円の家庭が実践する“お金の流れ”

資産形成において最も大切なのは「お金の流れ方」です。 どれだけ稼いでも、流れが整っていなければお金は貯まりません。

今回は、私自身が実践している“資産形成の黄金比”を紹介します。 これは世帯年収1,500万円(手取り約1,100万円)の家庭で実践している 再現性の高い家計設計です。


資産形成の黄金比は「4:4:2」

手取り収入を次の3つに分けています:

  • 生活費:40%(約440万円)
  • 投資:40%(約440万円)
  • 貯蓄:20%(約220万円)

このバランスが崩れなければ、 誰でも自然に資産が増え続けます。 ポイントは、「投資と貯蓄で60%」を固定すること。 これにより、毎年必ず純資産が増えていく構造を作れます。


生活費を“最適化”する

我慢ではなく、仕組みで生活費を40%に抑えます。 家族4人の生活費は月約24万円。 住居費・食費・通信費・教育費などを最適化し、 「生活レベルを上げない」ことを徹底しています。

昇給しても生活費は上げない。 これが、黒字家計を続ける最大のコツです。


投資でお金を“働かせる”

投資の目的は「お金を働かせて収入を増やすこと」。 私はこの40%のうち、以下のように配分しています。

  • ・新NISA(つみたて・成長枠):年間360万円
  • ・iDeCo:年間27.6万円
  • ・不動産投資:年間100万円(CF積み上げ)

ボーグルやエリスが説くように、 「低コスト・分散・長期」のインデックス投資が基本。 これを続けるだけで、資産は時間とともに増え続けます。


貯蓄で“安全資産”を確保する

貯蓄20%は「守りの資産」。 主に定期預金・普通預金・教育資金として確保しています。 暴落時や出費が重なっても投資を止めずに済むよう、 この安全資産を維持しています。

生活防衛費=半年分の生活費+教育資金が基本。 それ以上は投資に回すことでバランスを保ちます。


“黄金比”が生む長期の安心

この4:4:2の比率を維持することで、 生活は安定し、投資が増え、資産が自動的に積み上がります。 毎年の収入増がそのまま資産増に直結する仕組みです。

結果、10年後には純資産が数千万円単位で増え、 「働かなくても資産が収入を生む」構造が完成します。


まとめ|黄金比を守る=未来の安心を買う

  • 生活費は4割に固定し、投資・貯蓄で6割を確保
  • 昇給しても支出を増やさない
  • 投資は“お金を働かせる仕組み”と捉える

資産形成はセンスではなく、習慣です。 あなたの家計にも“黄金比”を設定し、 仕組みでお金が増える流れを作りましょう。


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