投資初心者が最初に読むべき名著7選|“売らない投資”を学ぶ本棚

投資を始めたいけれど、何から学べばいいのか分からない——。 そんな方に私がいつもおすすめしているのが、名著から学ぶ投資の本質です。

書店やSNSには「儲かる」「急成長」といった情報が溢れていますが、 本当に学ぶべきは「長期で再現性のある方法」を教えてくれる本です。 私はこれまでに100冊以上の投資本を読み、 その中で人生を変えた7冊を厳選しました。


1. インデックス投資は勝者のゲーム(ジョン・C・ボーグル)

インデックス投資の父・ボーグルが書いた名著。 「市場に勝とうとするな、市場に参加し続けよ」。 この一言に尽きます。 派手さはなくとも“売らない投資”こそ、最も確実で健全な資産形成です。


2. 敗者のゲーム(チャールズ・エリス)

「投資で勝つ」のではなく「負けない」ことが大切だと説く本。 感情を排除し、長期目線で続けることの難しさと重要性を教えてくれます。 私が「仕組み化と自動化」を重視するようになったのは、この本がきっかけでした。


3. ウォール街のランダム・ウォーカー(バートン・マルキール)

株価の短期的な動きはランダム。 だからこそ、予測ではなく「時間を味方につける投資」をすべきだと教えてくれます。 インデックス投資を理論で理解するなら、この本が最初の一冊です。


4. Just Keep Buying(ニック・マジューリ)

「とにかく買い続けろ」。 データで積立投資の強さを証明した行動経済の本。 市場を恐れず、止めない投資を習慣化するヒントが詰まっています。


5. 投資の大原則(エリス&マルキール)

エリスとマルキールの共著で、まさに投資の教科書。 「投資は人生の一部」「資産形成は習慣」という考え方が私の軸になりました。


6. 株式投資の未来(ジェレミー・シーゲル)

200年のデータを基に「株式こそ最もリターンの高い資産」と証明した名著。 歴史を知ることで、暴落時でもブレない軸を持てるようになります。


7. お金の大学(両学長)

難しい理論を分かりやすく学べる入門書。 家計・保険・投資の基礎がまとめられていて、初心者には特におすすめです。


まとめ

  • ボーグルとエリスは「投資の思想」を教えてくれる。
  • マルキールとシーゲルは「理論」を教えてくれる。
  • マジューリと両学長は「実践と行動」を教えてくれる。

名著は一度読むだけでなく、何度も読み返すほど深く学べます。 「知ること」から「続けること」へ。 それが、資産形成の最初の一歩です。


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