資産形成はダイエットに似ている|自己管理と継続が成果を生む理由

資産形成とダイエット。一見まったく違うようですが、実は「成功の原理」は同じです。どちらも欲をコントロールし、継続を習慣化することがすべて。

私自身、2年前に健康診断でウエストが84cm。「あと1cmでメタボ」と言われたのをきっかけに、1年間で4kg減量しました。その経験から、資産形成の本質が見えてきたのです。


最初は「我慢」が必要なフェーズ

ダイエットの最初は空腹との戦いです。「もう少し食べたい」という欲を抑え、自分にルールを課す。それができるかどうかが最初の分かれ道です。

資産形成も同じ。最初のうちは、使いたい気持ちを抑えて投資に回す痛みがあります。友人が旅行やブランド品にお金を使っているときに、自分は積立投資。ここで多くの人が脱落します。


仕組み化すれば「努力」は不要になる

ダイエットも資産形成も、続けるコツは仕組み化です。食事をあらかじめ決めておく、間食を買わないようにする。投資なら、給料日に自動で積立設定しておく。

仕組みを作ってしまえば、意志の力は不要です。人間の意志は弱い。でも、仕組みは裏切りません。


続けることで「維持フェーズ」に入る

私は1年続けて、体重−4kg、ウエスト−4〜5cmを達成。その後は維持フェーズに入りました。食べ過ぎた日は翌日調整。習慣ができると、自然とコントロールできるようになります。

資産形成も同じで、1年、2年続けると相場の上下に動じなくなります。複利の効果が見え始めるのもこの頃。やがて“投資をしている感覚”すら薄れ、資産が自然に増えていくのです。


ダイエットと資産形成の共通点

  • 欲のコントロール:食欲も物欲も自分次第。
  • 仕組み化:続けるための環境を整える。
  • 継続:短期ではなく年単位で取り組む。
  • 習慣化:意識せずにできる状態まで続ける。

継続の先にある「自由」

最初の1年は我慢。2年目からは慣れ。3年目には自由。ダイエットも資産形成も、時間を味方にできる人が最終的に勝ちます。

投資で成果を出すのは、「運」でも「才能」でもありません。自分を律し、習慣を守れるかどうか。それだけです。


まとめ

  • 資産形成は「自分をコントロールする力」の訓練
  • 仕組み化+継続で努力を減らす
  • 最初の痛みを超えると「自由」が待っている

関わる人すべてが、自分らしく豊かな人生を歩めるように。
ファイナンシャル・プランニングで「学び」と「行動」を支援しています。


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