個人と法人の所得税率を比べる その② ~不動産投資 井上りゅうじ~ | Asset Build 井上の日々記録

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不動産業界歴28年目(ハウスーカー、賃貸管理仲介、売買仲介、投資不動産売買仲介等)の経験と自身の不動産投資歴20年以上から日々思うことを勝手気ままにぼやきます。

先日、お休みの日に川崎市の羽田空港近くにある「浮島町公園」に行ってきました。ここは駐車場がないのでアクセス方法は最寄りのバス停から徒歩か自転車のみです。バイクは公園入り口付近にギリギリ置けそうでしたので愛車の「トリシティ―155」で行ってきました!目的は飛行機の離発着を見ながらの瞑想です。笑

 

折畳式イスを持参し、、しばし瞑想にふけておりました。

それから飛行機まで意外と遠かったので迫力はあまりなかったので飛行機を近くで見る場合には、空港の展望室まで行った方がよさそうです。

 

 

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さて、本題ですが以前8月2日のブログ個人と法人の所得税率を比べる ~不動産投資 井上りゅうじ~ | Asset Build 井上りゅうじ日記! (ameblo.jp)

 

 

 

にて個人所得税率と法人所得税率は単純に比較できないという記事を書かさせて頂きましたが、その続きで法人の所得税実効税率は課税所得800万以下であれば住民税含めても約25%位です。では個人の所得税と住民税を含めた実効税率はどのくらいか?というのも見てみたいと思います。

 

つまり何が言いたいかと言うと、個人の年収額が●万円位から法人名義で投資用不動産を購入するメリットがある??というのを研究していきたいと思います。


扶養控除無し、40歳以上を前提
   
年収(万円) 1000 1500 1800 2000
社会保険料 128 159 167 167
所得税 80 204 300 366
住民税 62 109 138 158
税負担合計 270 472 605 691
実効税率 27% 31% 34% 35%
         
年収(万円) 3000 5000 10000 30000
社会保険料 167 167 167 167
所得税 750 1579 3829 12829
住民税 258 458 958 2758
税負担合計 1175 2204 4954 15754
実効税率 39% 44% 50% 53%

 

(これはざっくり計算です。正式な税負担率は税理士さんにご確認ください)

 

これを見ると年収1000万ですと実効税率で約27%です。法人に利益を確保したままの内部留保型で実行税率は約25%を前提とし、法人から個人への役員報酬を考慮すると給与年収1800万~2000万超くらいから徐々にメリットが出てきそうです。個人に報酬無しでずっと会社に内部留保で有れば年収1000万でも実効税率は法人に比べ低いのでメリットありますが、しかしいつかは個人に報酬を出す必要があるのでこの考えは利益の先送りみたいな感じがしますので、どうかと思います。

 

当然、法人保有の場合の方が経費に計上できる項目は増えますが、個人でも事業規模(5棟or10室以上)であれば青色申告控除65万に加え長期譲渡税率も採用でき意外と大体のものが経費に計上できますので、はっきり言って私個人的な見解では個人保有でも全然問題ないと思っております。

 

投資用不動産を個人or法人で購入か?今一度研究が必要そうです。

 

 

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井上隆司 Ryuji Inoue