2012/5/8に発表された東京カンテイプレスリリースで公表された東日本大震災時の宮城県マンション被害状況では分譲マンション全1460棟の内738棟は被害なし、小破は175棟(全体のシェア率は新耐震37%、旧耐震33%)、中破は15棟(新耐震1%、旧耐震1.3%)、大破は1棟(新耐震0%、旧耐震0.4%)でした。
唯一、大破の認定があった上記写真「サニーハイツ高砂」は杭基礎に破壊が生じ建物が傾いたというものでした。大破と言うとイメージでは昨今あったトルコ地震のように建物が完全に跡形もなく崩れ落ちたのを想像してしまいますが、日本の旧耐震分譲マンションは建物が傾く程度だったのでその頑丈さが証明されております。
(しかし阪神淡路大震災の時は直下型でしたので1階部分が完全に倒壊した建物も少なくありませんでした)
東日本震災では倒壊したマンションは皆無でしたが、中破の判定があった15棟のマンションの内、新耐震は12棟、旧耐震は3棟というのは耐震性能の違いよりも地盤や土地の形状で被害の度合いが決まったと考えられているそうです。
そういう意味では新耐震は安全、旧耐震は危険ということだけで判断するのではなく、地盤や土地形状も考慮する必要がありそうです。
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