リーマンショック後と今の融資情勢を比べ見て ~不動産投資 井上りゅうじ~ | Asset Build 井上の日々記録

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不動産業界歴28年目(ハウスーカー、賃貸管理仲介、売買仲介、投資不動産売買仲介等)の経験と自身の不動産投資歴20年以上から日々思うことを勝手気ままにぼやきます。

これから不動産投資を行いたいという方、2棟目3棟目と考えている方には

融資を受けられるか否かで全てが決まってしまうと言っても過言ではないかと存じます。

 

遡ること約10年前、リーマンショック後はほとんどの金融機関では融資貸し出しがストップされましたが、そんな中でも思い起こせば…

 

代表格の2行を上げさせていただきますと…

①O銀行 LTV90 金利2.8%前後 期間30年(主にサラリーマン向け)

②S銀行 LTV90 金利4.5~5.3% 期間30年(自営業も積極的)

 

という状況でした。

 

では今はどうなっているか?

①O銀行 LTV100 金利2.3% 期間35年(主にサラリーマン向け)

②S銀行さん 残念ながら取り扱い無し

 

今年に入ってから物件種別によっては価格の二極化が進んでおりますが、、

10年前のリーマンショック時でも「自営業者や中小企業経営者」には積極的に出していたS銀行が難しくなった今、普通に冷静に考えると実は買える投資家の属性の範囲は狭くなっています。

 

個人的見解を申し上げればリーマンショック時よりも昨今の融資情勢は深刻だと感じております。

 

 

ではなぜそんな深刻なのに物件種別によっては価格は下がらないのか?

①O銀行は日に日に更に積極的

②都心部で人気のあるエリア路線駅である

③融資の付きやすい5000万~1.3億円の価格帯

④景気動向指数は2007年頃ミニバブル時とほぼ同じ

⑤山手線内側の超人気エリアのキャップレートではリーマンショック時と今はほぼ同等でもうこれ以上下がりようがない

(これら個人的見解です)

 

逆に不人気エリア、1.5億円オーバーの大きな物件で必要自己資金額が多く必要な物件は価格下がってきている傾向があります。そういう意味では都心部では既に二極化が進んでいることは間違いないと感じてます。

 

とは言え誰にも今後不動産価格が下がるのか上がるのかは分かりませんし答えはないかと思いますが約20年程度(融資の組める年齢期間想定35~55歳程度)の投資人生を考えますと過ぎ去るのはあっと言う間なので融資組めるうちに買っておいた方が今話題の「老後2000万円問題」にはたぶん約に立つような気がします汗

 

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