来週のポイントはこれだ!! | マルメンライトのブログ

来週(4月17~21日)は、20日に3月の貿易収支やコンビニエンスストア売上高、21日に3月の全国消費者物価指数(CPI)や国内粗鋼生産などが発表される。

 米国では、17日に4月のニューヨーク連銀景気指数やNAHB住宅市場指数、18日に3月の住宅着工件数、20日に3月の中古住宅販売や景気先行指数などが公表される。

海外では、18日に2023年1~3月期の中国国内総生産(GDP)や3月の中国小売売上高、中国工業生産高、19日に3月の英CPIなどが発表される。

 国内企業の3月期決算発表が始まる。20日にディスコ(6146)や光世証券(8617)、21日に東京製鉄(5423)や岩井コスモホールディングス(8707)が2023年3月期決算を公表。

 米国では18日にバンク・オブ・アメリカやゴールドマン・サックス・グループ、ネットフリックス、19日にIBMやモルガン・スタンレー、テスラ、20日にアメリカン・エキスプレスやAT&T、21日にプロクター・アンド・ギャンブルなどが1~3月期決算を発表する。

 国内の新規株式公開(IPO)は4件。18日にジェノバ(5570)が東証グロース、19日にエキサイトHD(5571)、20日に南海化学(4040)がそれぞれスタンダード、21日に楽天銀行(5838)がプライムに新規上場する。



【注目ポイント】

▽国内 

3月の全国消費者物価指数(CPI、21日)
 2月の全国消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合指数が103.6と、前年同月比3.1%上昇。

上昇は18カ月連続で、原燃料費の高騰に伴う食料品などの値上がりが全体を押し上げた。ただ、政府の電気代抑制策などの効果で伸び率は、22年1月以来13カ月ぶりに縮小した。
 先行指標となる3月の東京都区部CPI(中旬速報値、2020年=100)では、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比で3.2%上昇したが、2月(3.3%上昇)からは伸びが鈍化した。上昇率が鈍るのは2カ月連続であることから、今回の全国CPIも伸びが鈍化するとみられている。


▽中国 

1~3月期の国内総生産(GDP、18日)
 2022年10~12月期の国内総生産(GDP)は、物価の変動を調整した実質で前年同期比2.9%増と、7~9月期(3.9%増)から減速した。新型コロナウイルスの封じ込めを狙った「ゼロコロナ」規制が経済活動の足かせとなった。
 中国エコノミスト調査によると、2023年1~3月期のGDPの予想平均は前年同期比で3.4%増。中国当局のゼロコロナ政策の撤廃で経済が再開し、消費拡大を通じて22年10~12月期から加速するとみられている。


▽IPO 楽天銀行(5838)

東証プライムに上場(21日)

楽天グループのインターネット専業銀行で、口座数は1338万口座、預金量は8.8兆円(2022年12月末現在)と国内のインターネット銀行では最大の顧客基盤と事業規模を持つ。楽天独自の経済圏「楽天エコシステム」は約70のサービスで構成され、1億を超えるIDを有している。グループのサービスと組み合わせた金融サービスの提供が最大の強みとなる。
 2023年3月期の連結純利益は前の期比33%増の267億円程度だったようだ。消費意欲の回復を背景に、貸出金や楽天グループの債権などを裏付け資産とした信託受益権残高が増加。資金運用収益は前の期比14%増の683億円程度。公募などで調達するおよそ176億円は全額運転資金に充てる。

 

 

 

 

 

 

 

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