来週のポイントはこれだ!! | マルメンライトのブログ

来週(7月26~30日)は、27~28日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。

 

29日には米国の2021年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値が発表される予定。

米連邦準備理事会(FRB)が重視する米個人消費支出(PCE)デフレーターは30日に発表。

 来週は日米ともに21年4~6月期の企業決算の発表が本格化する。

国内では28日にエムスリー(2413)や日産自動車(7201)が決算を発表。

29日にはZOZO(3092)や富士通(6702)、パナソニック(6752)、村田製作所(6981)、30日にはみずほフィナンシャルグループ(8411)やJR東日本(9020)、ANAホールディングス(9202)が発表予定。

 米国でもIT大手の「GAFA」をはじめ主力企業の決算発表が続く。26日にテスラ、27日にアップルやグーグルの親会社アルファベット、マイクロソフト、28日にはフェイスブックやファイザー、29日にはアマゾンが決算を発表。

 来週の新規株式公開(IPO)予定は4社。27日にサーキュレーション(7379)、28日にブレインズテクノロジー(4075)、29日にデリバリーコンサルティング(9240)が東証マザーズに上場する。30日にはAIメカテック(6227)が東証2部に上場予定。

 バンコク市場は26日と28日がそれぞれ仏教の祭日(三宝節)、国王誕生日のため休み。

 

【注目ポイント】
▽FOMC(27~28日)

 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は15日の議会証言で量的緩和の縮小(テーパリング)に関し、7月のFOMCを含む「複数の会合で議論を続ける」と述べた。

 

FRBは現在、米国債を月800億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)を同400億ドルのペースで購入している。7月のFOMCでは購入する資産の構成や、テーパリングを始めるまでの行程について議論する見通し。6月の前回会合では住宅市場の過熱を受けてMBSの購入縮小を米国債よりも速める方がよいとの意見あり。


 6月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比5.4%。目安とする2%を大きく上回るが、パウエル氏は一時的な現象との姿勢を崩していない。

▽米4~6月期GDP速報(29日)
 1~3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)確定値は前期比年率換算で6.4%増加。

 

4~6月期は経済活動がさらに活発化したとみられ市場予想では同9.1%増を見込む。

米経済は21年に7%成長を視野に入れている。


 足元では新型コロナの変異ウイルス(デルタ株)の感染が拡大しており、米10年債利回りは1.2%を下回る水準に低下。

 

バンク・オブ・アメリカは16日、21年の米GDP成長率を7%から6.5%に引き下げた。

▽IPO 

サーキュレーション

マザーズに上場(27日)
 専門人材を企業に派遣し、経営課題の解決を支援する。経営・成長戦略、人事やマーケティングのほか、デジタルトランスフォーメーション(DX)や新規事業開発、事業承継など幅広い要望に応じる。21年4月末時点で1万7116人の「プロ人材」を擁しており、課題に応じた人材を派遣する。

 

 

 

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