来週のポイント~~ | マルメンライトのブログ

来週(7月5~9日)は、7日に5月の景気動向指数(CI)の速報値の発表。6日には5月の勤労統計(速報値)や家計調査、8日には5月の経常収支が公表される。9日は6月のマネーストックが発表予定。

 米国では、7日に6月15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表される。6日には6月のISM非製造業景況感指数が発表される。

 2月期決算企業の発表が本格化。

イオン(8267)が7日、セブン&アイ・ホールディングス(3382)やローソン(2651)、ポプラ(7601)が8日、安川電機(6506)が9日に21年3~5月期の発表を予定。

 来週のIPO(新規株式公開)予定は2社。BCC(7376)が6日、コラントッテ(7792)が8日に東証マザーズに上場。

 5日はニューヨーク市場が独立記念日のため休み。9日は、ブラジル市場が護憲革命記念日のため、アルゼンチン市場が独立記念日のため休み。


    
【注目ポイント】
▽5月の景気動向指数(7日)

 4月の景気動向指数(CI)は、一致指数(改定値)が前月比2.4ポイント上昇の95.3と2カ月連続のプラス。内閣府は景気の基調判断を「改善」とみている。一致指数を構成する10の指標は製造業の関連指標が半分で、製造業の立ち直りがCIを押し上げている。
 1日に日銀が発表した全国企業短期経済観測調査(短観)では、大企業非製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)はプラス1。

プラス圏に浮上するのは2020年3月調査以来5四半期ぶり。大企業製造業の同DIはプラス14と高水準。日本国内でもコロナワクチンの接種が進展し景況感は上向きつつある。

▽安川電機が決算(9日)
 安川電機が2021年3~5月期の連結決算を発表。コンセンサスによると売上高が前年同期比20%増の約1096億円、純利益は同93%増の約87億円の予想。中国向けの工作機械の受注が高水準で推移しており足元の業績は上向いているとみられる。ただ、米中摩擦や新型コロナは先行きのリスクとして残り、安川電機は新型コロナなどの影響を挽回するほど市場が回復していないとして、中期経営計画の目標を引き下げた。他の中国関連企業の動向を占ううえでも注目される決算。

▽IPO 

コラントッテ

マザーズに上場(8日)
 主力商品「コラントッテ」は首や肩、腰などの血行を磁力で改善し、こりをほぐす磁気治療器。

ネックレスやサポーターとして装着し症状を緩和する。肩こりや腰痛は「国民病」として潜在的な需要は大きいとみている。

中国のEC(電子商取引)サイトなどを通じた売り上げも好調

 

 

 

 

 

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