来週(17~21日)は、17日に中国で4月の鉱工業生産、小売売上高などの発表。
米国では19日に米連邦準備理事会(FRB)が4月27~28日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公開。20日に南アフリカ中銀が政策金利を発表する予定。
18日に1~3月期の国内総生産(GDP)速報値、20日に3月の機械受注統計と4月の貿易統計、21日に4月の全国消費者物価指数(CPI)がそれぞれ公表される。
上場企業の2021年3月期決算発表も終盤、90社程度が予定。
17日にリクルートホールディングス(6098)と三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、20日に東京海上ホールディングス(8766)とSOMPOホールディングス(8630)、MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)が予定。
19日に香港と韓国、トルコ市場は休場。
【注目ポイント】
▽国内 1~3月GDP速報値(18日)
市場予想で、1~3月期の実質GDPは前期比の年率換算で4.6%減(14日時点)と3期ぶりのマイナス成長が見込まれている。
新型コロナウイルスの感染拡大で大幅減となった20年4~6月期の反動で、同7~9月期および10~12月期は2桁プラス成長を記録したが、感染再拡大に伴う緊急事態宣言の再発出などが響き、再びマイナスに転じるとみられている。
▽米国 FOMC議事要旨(19日)
FRBは4月27~28日のFOMCでゼロ金利政策と量的緩和策の維持を決定。市場では新型コロナのワクチン普及に伴う経済回復期待から今夏にも緩和縮小の検討が始まるとの見方がある。
↑クリック