来週(5月18~22日)は、18日に内閣府が1~3月期の国内総生産(GDP) 速報値を発表。2期連続のマイナス成長となる見通し。
20日に3月の機械受注統計、21日には4月の貿易統計の公表。
22日は総務省が4月の全国消費者物価指数(CPI)を発表。
生鮮食品を除く総合指数は3月まで前年同月比で39カ月連続の上昇だったが、今回は新型コロナウイルスの感染拡大や原油安によるガソリン価格の低下でマイナスに転じる可能性がある。
海外は新興国の通貨の動向に注目。
20日にタイ、21日にトルコと南アフリカの中央銀行がそれぞれ政策金利を発表。
国内の2020年3月期決算は大詰め。
18日にはソフトバンクG(9984)やパナソニック(6752)、20日には損害保険大手3グループの決算発表がある。
米国はウォルマートやターゲットなどの小売り企業で2~4月期決算の発表が相次ぐ。半導体のエヌビディアも21日に予定する。
【注目ポイント】
▽国内
1~3月期GDP速報値(18日)
予想によると、1~3月期の実質GDPは前期比の年率換算で4.8%減としている。
消費増税や大型台風の影響などで7.1%減だった前四半期(19年10~12月)に続き、2期連続のマイナス成長が予想されている。
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