来週(24~28日)は26日が国内の2月期や8月期決算銘柄の配当と株主優待の権利付き最終売買日となる。2月はスーパーや飲食チェーンなど使いやすい株主優待が多い。
米国では主要な小売企業などが19年10~12月期や19年11月~20年1月期の決算を発表する。24日にシェイクシャック、25日にホームデポやセールスフォース、26日にロウズ、27日にベストバイやビヨンドミートが発表する。
国内の経済指標は、28日に1月の完全失業率や1月の都区部消費者物価指数(CPI)、1月の鉱工業生産が発表される。米国の統計は19年10~12月期の米国内総生産(GDP)の改定値が27日、1月の米個人消費支出(PCE)統計が28日にそれぞれ発表される。
障害者支援など福祉事業を手掛けるAHCグル―プ(7083)が25日、東証マザーズに新規上場する。
韓国銀行(中央銀行)が27日に金融通貨委員会を開き、政策金利を決める。市場では利下げに踏み切るとの見方が増えている。
【注目ポイント】
▽韓国
中央銀行が政策金利発表
(27日)
韓国中銀は2019年10月に政策金利を過去最低の年1.25%にしたが、新型肺炎の感染拡大による景気下押しの影響を和らげるため、一段の利下げに動くとの観測が高まっている。市場では1.0%への引き下げを決めるとの予想が出ている。2月に入り、アジアではタイ、フィリピン、インドネシア、中国が利下げに動いている。
▽国内
権利付き最終売買日(26日)
26日までに株を買って持っていると、株主優待を得られる。2月はイオン(8267)や吉野家HD(9861)など139社が対象。
女性向けフィットネスのカーブスHDが3月2日、親会社のコシダカHD(2157)から独立する「スピンオフ」で上場するが、26日にコシダカHD株を保有している株主にはカーブスHD株が現物配当として割り当てられる。
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