来週(17~21日)は内閣府が17日、2019年10~12月期の実質国内総生産(GDP)速報値を発表する。
5四半期ぶりにマイナス成長だった公算が大きい。
19日に12月の機械受注統計、1月の貿易統計が発表される。21日に1月の全国消費者物価指数(CPI)の発表がある。
海外では17日にタイの10~12月期GDP、19日に英国の1月のCPI、20日に英国の1月の小売売上高が発表される。
トルコ中央銀行が19日、政策金利を公表する。米連邦準備理事会(FRB)は19日、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(1月28~29日開催分)を公開する。
ブリヂストン(5108)が17日、トレンド(4704)が18日に19年12月期決算を発表する。
米国ではウォルマートが18日に19年11月~20年1月期決算を発表する。
17日は米国市場休み。
21日にインドが休場
イラン議会選挙21日実施。
日産自(7201)が18日、臨時株主総会を開く。
大阪地裁は19日、森友学園補助金詐取事件で詐欺罪に問われた籠池泰典被告と妻の諄子被告に判決を言い渡す。
【注目ポイント】
▽国内
10~12月期GDP速報値(17日)
エコノミスト予想によると、10~12月期の実質GDPは前期比の年率換算で3.9%減。
予想通りなら18年7~9月期以来5四半期ぶりのマイナス成長だ。世界経済の減速で外需はぱっとせず、10月の消費増税が内需に響くダブルパンチ。
▽トルコ
中央銀行が政策金利
発表(19日)
トルコの政策金利(1週間物レポ金利)は1月に0.75%引き下げ、現在は11.25%。エルドアン大統領は2020年のうちに一桁台まで下げるよう求めており、今回利下げがあれば6会合連続となる。一方、トルコの1月の消費者物価指数は前年同月比12.15%上昇し、伸び率は12月(11.84%)から加速した。一段の利下げはトルコリラ売りを誘いかねない。
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