2019年相場も残すところ3日。
日経平均の年間の上昇率は2割と、半導体株をけん引役に世界の中でも堅調に推移した。市場では20年に次世代通信規格「5G」の普及を手がかりにした半導体株バブルの可能性を意識する動きが出始めている。
「来年は『5G』をきっかけに、00年ごろのITバブル以来、20年ぶりのバブルが到来する可能性がある」――。こう話すのはN林T金全共連アセットマネジメントのYファンドマネージャー。
5Gは20年春から商用サービスが始まるが、現時点では通信環境の整備は道半ば。
それだけに、5Gの売りの一つである「高速・大容量」といった分かりやすいテーマは投資家に好まれやすく、5G関連のニュースが相次げば、低金利・低インフレの環境下で、5G利用の裾野拡大に期待したマネーの流入に弾みが付く可能性が高い。
Y氏は足元の半導体株高は「3合目」と読んで、運用するファンドで保有銘柄の買い増しや銘柄発掘を積極的に進める。
大型株では信越化学工業(4063)やディスコ(6146)、SUMCO(3436)といった半導体株を保有し、一部銘柄では買い増しもしているという。
5Gは通信速度が4Gの約100倍という利点を生かし、遠隔からのロボット操作や大容量のデータ配信事業の拡充など商用向けへの期待が高く、中小型株にも物色が広がりつつある。Y氏は半導体製造向けガスの供給装置製造などを展開するジャパンマテリアル(6055)を保有するほか、産業向けドローンを手がける自律制御システム研究所(6232)への投資も検討中だ。
19年年間の日経平均の上昇率は26日前引けで19%。ハイテク株比率が高い米ナスダック総合株価指数(36%)やドイツ株式指数(DAX)の26%には及ばないが、秋口以降の勢いで巻き返した。
日経500種平均株価の構成銘柄の株価上昇率(同時点)をみると、19年はICT(情報通信技術)を活用した空間情報サービスを提供するパスコ(9232)を筆頭に、アドバンテスト(6857)や太陽誘電(6976)、ディスコ、東京エレクトロン(8035)といった半導体株が上位を席巻した。
26日の東京市場でも東エレクや信越化、太陽誘電はいずれも前日比1%前後の上げを演じた。
もちろん今後、5G投資が遅れると半導体市況の改善がずれ込む公算が大きくなり、株高期待が一気にしぼんでしまう可能性は否定できない。とはいえ、閑散相場の中でなお半導体株が強さをみせる姿は、来年の「5Gバブル」の始まりを予見しているといえそうだ。
とのこと。個人的にはまだ2合目とみる。
ところで〇〇さん、例の6656インスペックいや~すごいですね!!!
屁のツッパリはいらんですよ!!!
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