3月28日
水星逆行も今日までとなる。
3月6日に始まった水星逆行。
今回も飛行機事故、イチローの引退などビックリ現象が起きた。
さてNYは32ドル安だが、SOX(半導体指数)、ナスダックが安い。
ドル円は110円50銭台。
日本国債の10年債と20年債の金利が縮小している。たったの0.4%しかない。
逆イールドが経済悪化や経済危機の予兆であるなどとマスコミが騒いでいるが、ケインズの経済学を基礎から学ぶ必要があるほどお粗末な解説である。
今回の逆イールドは短期債の上昇ではなく、金融政策の変更で長期金利が低下。実質金利の低下が原因で景気悪化懸念からの逆イールドではないのである。その辺が低知能のAIは判断ができない。過去の経験がないからである。
実際、逆イールドが発生した1998年は、その後2年間景気が拡大し、2006年もその後30%以上株価が上昇しているのである。
日本でも実際逆イールドが1985年8月~1986年4月まで起こっている。バブルの高値はいつですか?1989年12月である。
逆イールドがきっかけでバブルが起こっていたのである。
さて、日本の国家予算が補正前で100兆円を超えた。新聞各社は全く見解が違う。
ほとんど記事になっていない新聞も多い。
税収から考えれば無謀な予算であることは明白。秋の消費増税を控えて景気対策という名目と幼児教育、社会保障という、なんとも反対しにくい項目の予算が拡大している。
2012年暮れから始まった安倍政権も翌年のアベノミクスも影が薄くなりつつある。
日銀が今まで買い込んだETF(上場投信)が大量にあるが、さらに買わざるを得ない状況となっている。
4月24~25日の日銀会合でさらなる追加の緩和の足音が聞こえ始めた。
消費増税凍結のタイムリミットも近い。
3月決算企業の決算発表がGWの前後に集中していることからも4月後半からGW明けの動きが注目される。
昨年12月の急落時のカラ売りの期日も6月頃にやってくる。
7月は参院選、場合によってはW選挙となる。
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