3月7日
届きそうで届かない日経平均の2万2000円。
買い意欲も乏しく戻り売り圧力も・・・。
第3四半期決算も一服し、市場の関心は本決算と来期見通しとなる。
次号の四季報が楽しみだ。
さて不気味なのが為替市場だ。
全く動きがない。
持合いがどちらに離れるか。
注目は米貿易赤字12年ぶりで過去最大となった。結局これは何を意味するのか??
中国や欧州に対し、関税強化に出たのであるが、米経済が好調で輸入が衰えなかった証拠である。
関税で物価上昇でも輸入が減らないほど米経済が好調なのである。
ここにトランプのうまさがある。
結局、好調な米経済を背景に関税を迫るが、国内消費は衰えない。さらに米GDPも2.9%成長となりそうなので強烈な好景気という事になる。
更に金利上昇ペースが鈍化したことにより、さらに株式市場に資金が流入するということになる。
マスコミが不安を煽る事態は起こったためしがない。
中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)がスマートフォン(スマホ)部品を製造する日本の主要メーカーに対し、供給の積み増しを求めていることが分かった。一部企業への発注は通常の2倍程度と異例の規模になる。米政府が中国企業への圧力を強めるなか、在庫を増やし調達網の断絶を防ぐ狙いもあるとみられる。
ファーウェイはスマホ新モデルの生産が本格化する初夏までの出荷増を相次ぎ要請した。村田製作所は通信部品について通常より2倍程度の発注を受けたもようで、要請に応じ出荷を増やす。ロームも5月ごろまでIC(集積回路)やカメラ関連部品の供給を増やす。
京セラもコンデンサーなどの回路部品について一部追加の発注を受けたほか、半導体では東芝メモリがデータ保存に使うフラッシュメモリー製品について前倒しで調達要請を受けた。
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昨年から言っているように漁夫の利を得るのは日本企業なのである。
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