来週のポイント!!!! | マルメンライトのブログ

来週(15~19日)は中国の重要な経済統計の発表が相次ぐ。

16日に9月の中国の消費者物価指数(CPI)、19日には中国の7~9月期の国内総生産(GDP)のほか、9月の小売売上高や工業生産高、1~9月の固定資産投資の発表がある。

米国との貿易摩擦が中国景気にどれほど影響を与えているかが注目だ。

 このほか海外の統計では、15日に9月の米小売売上高、16日に9月の米鉱工業生産、17日に8月の米国際資本統計(TIC)が発表される。
国内では18日に9月の貿易収支、19日に9月の全国CPIの発表がある。

 米国では企業の決算発表が本格化する。15日にバンク・オブ・アメリカ、16日にゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、ネットフリックス、IBM、18日にアメリカン・エキスプレス、19日にプロクター・アンド・ギャンブルなどが発表する。
 
 15日にイタリアが欧州委員会への2019年予算案の提出期限を迎える。

予算案に重大な財政規律違反がなければ、欧州連合(EU)が11月末までに予算案への見解を示す。差し戻しの場合は伊政府は予算案を修正する必要がある。

17日はアジア太平洋経済協力会議(APEC)財務相会合が開かれるほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表される。

18~19日はEU首脳会議が開催される。英国のEU離脱をめぐり、英・EU間の金融取引の継続性に懸念が広がっており、新たな経済枠組みの行方が関心の的だ。

 新規公開株(IPO)は3社。18日に印刷物の受注販売を手掛けるプリントネット(7805)がジャスダックに、19日にラーメン事業を運営するギフト(9279)がマザーズ、システムインテグレーション事業のDIシステム(4421)がジャスダックにそれぞれ上場する。

 17日に香港、18日にインドが休場となる。




【注目ポイント】
▽9月の貿易収支(18日 8時50分)

 輸出額から輸入額を差し引いた9月の貿易収支は528億円の赤字と予想されている。赤字なら3カ月連続。9月上中旬(1~20日)の貿易収支は3167億円の赤字だった。9月全体をみると、国内で台風など自然災害が相次いだことが影響し、輸出が伸び悩んだもよう。一方、原油高が引き続き輸入額を押し上げたとみられている。

▽中国 7~9月期GDP(19日)
エコノミスト調査によると、7~9月期の中国GDPは前年同期比6.6%増となる見通しだ。

4~6月期の6.7%から成長は鈍化する見込み。

米中の貿易摩擦が経済成長に重くのしかかる一方、中国政府の積極的な財政政策などが景気を下支えするとの見方が多い。もっとも、11月の米中間選挙以降も貿易摩擦は長引きそうで、今後のトランプ米大統領の対中国の攻勢に関心が集まりそうだ。

▽IPO 

プリントネットがジャスダックに上場(18日)
 主にインターネットを通じた印刷物の受注販売を展開している。インターネット上で顧客からの受注と印刷用データを受け取り、国内工場で印刷・加工を行い、工場から顧客に向けて印刷物を発送している。企業間取引(BtoB)の占める割合が多く、2015年10月期から17年10月期の発送代行サービスの売上高に対する利用割合は62%から71%へ増加している。パンフレット、フリーペーパー、新聞の折り込みチラシなど幅広い商品のラインアップで提供している。
 2012年8月から印刷事業を手掛けるラクスル(4384)と業務提携契約を締結している。

 

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