10月8日~12日までのポイント!! | マルメンライトのブログ

来週(8~12日)は国内と米国の企業決算が注目。

米国では10日にファスナル、11日にウォルグリーンズ・ブーツが決算を発表する。12日にはシティグループ、JPモルガン、PNCファイナンシャル、ウェルズ・ファーゴなどの金融機関が発表する。

 国内では大手小売企業の決算発表が相次ぐ。

10日にイオン(8267)、11日にファストリ(9983)、ローソン(2651)、セブン&アイ・ホールディングス(3382)、ユニファミマ(8028)が発表する。今夏の猛暑や豪雨などの天災がどう影響したかが気になるところだ。


 経済統計では9日に景気ウオッチャー調査、10日に8月の機械受注統計が発表される。

 海外では、10日に北朝鮮の朝鮮労働党が創建73周年を迎える。11日に20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議、12日に国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会がインドネシアのバリで開催される。年次総会では世界経済の見通しや国際金融の安定性などについて協議される。IMFは年次総会に合わせて米中貿易戦争が世界経済の成長率に与える影響についての分析を公表する見通しだ。12日には中国の9月の貿易統計が発表される。

 新規公開株(IPO)は3社。10日に人材派遣のCRGホールディングス(7041)、12日に抗がん剤開発を手掛けるDELTA-P(デルタフライファーマ、4598)、組み込みソフトウエア開発のイーソル(4420*J)がそれぞれマザーズに上場する。

 8日は日本が体育の日で休場となるほか、コロンバス・デーの祝日で米国の外為・債券市場も休みとなる。9日は韓国、10日は台湾が休場となる。



【注目ポイント】
▽8月の機械受注統計

(10日8時50分発表)
 民間設備投資の先行指標である「船舶、電力除く民需」の受注額(季節調整済み)は、民間予測の中央値によると前月比4.2%減となるもようだ。

好業績を背景に企業が省力化投資などに動き、7月の受注額は前月比11%増と好調だった。もっとも、市場では貿易摩擦の影響で企業の様子見が強まるとの見方も出ている。8月の結果が市場予想よりも悪ければ、株式相場の重荷になる可能性がある。

▽中国 

9月の貿易統計(12日)
 統計は米中貿易戦争の影響をすでに反映し始めており、8月は対米輸入が前年同期比2%増の133億ドルと、7月の11%増から大幅に鈍化した。

一方、米政権による追加関税の発動前の駆け込みで、8月の対米輸出は13%増の443億ドルと好調だったが、輸出額全体をみると9.8%増と4カ月続いた2桁増から減速した。

市場では世界経済の持続的な拡大や中国の広域経済圏構想「一帯一路」の政策が中国経済を下支えするとの見方もあるが、今後拡大する貿易摩擦の影響は無視できない。

 

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