9月10日~14日のポイントはこれだ!! | マルメンライトのブログ

来週(9月10~14日)はロシア主催の国際会議「東方経済フォーラム」が11~13日にウラジオストクで開かれる。

安倍晋三首相も出席し、12日に講演を行う予定。安倍首相は10日にプーチン大統領、11日に中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との首脳会談も予定しており、外交成果を示すことで9月の自民党総裁選での地方票の獲得にもつなげたいとみられる。

韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相、モンゴルのバトトルガ大統領とも会談の日程を調整している。

 米アップルは12日、スマートフォン「iPhone」の新製品発表会を開く。

有機ELディスプレーを採用した「X(テン)」の後継機種に加え、画面が6.5インチの大型機や、液晶を採用して価格を抑えるモデルの3機種を出す見込みだ。

新製品の動向はアップルの今後の業績を大きく左右するだけに、投資家や部品メーカーの関心も高い。

 国内の経済指標では、10日に7月の経常収支や4~6月期の国内総生産(GDP)の改定値、11日に8月の工作機械受注額(速報値)、13日に8月の国内企業物価指数などが発表される。

 米国では、米連邦準備理事会(FRB)が12日に地区連銀経済報告(ベージュブック)をまとめ、9月25~26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の討議資料となる。

12日に8月の米生産者物価指数(PPI)、13日に8月の米消費者物価指数(CPI)、14日に8月の米小売売上高や8月の米鉱工業生産指数などが発表される。

 新規株式公開(IPO)は2社。13日に賃貸不動産事業や不動産証券化サービスを手掛けるマリオン(3494)と、不動産の売買や賃貸物件の仲介業務を手掛ける香陵住販(3495)がジャスダックに上場する。

 13日はインドが休場となる。


【注目ポイント】
▽日本 

安倍首相の訪ロ(10~13日)
 10日のプーチン氏との日ロ首脳会談では、北方領土での共同経済活動の具体像を示せるかが焦点になる。共同経済活動をめぐっては、8月に予定されていた北方領土への調査団の派遣が悪天候で延期されており、具体的な交渉進展は調査団派遣の再設定後に持ち越しとなる可能性もある。

11日に予定されている習主席との日中首脳会談では、10月に安倍首相が訪中し、2019年に習氏が来日する首脳の相互往来を確認する見通し。中国の広域経済圏構想「一帯一路」に関する経済協力についても話し合う。プーチン、習両氏とは北朝鮮問題についても協議するとみられる。

▽米国 ベージュブック(12日)
 9月のFOMCを前に、米金利の先行きを見通すうえで各連銀の報告する最新の経済動向に注目が集まる。前回7月18日のベージュブックでは、米経済は「引き続き拡大した」との判断が示された一方、「全地区の製造業者が関税への懸念を表明した」とも指摘され、貿易問題が各地の懸念材料であることが浮き彫りになった。
 利上げへの慎重論も浮上している。FRBのパウエル議長は8月24日、国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)での講演で「経済の過熱感を示す兆候はあまりない」と述べた。


▽IPO 

香陵住販がジャスダックに上場(13日)
 1981年設立。茨城県を地盤として現在は東京など関東にも進出している。不動産の売買や賃貸物件の仲介業務に加え、リフォームした中古不動産の販売や投資用賃貸物件の企画・販売、太陽光の売電なども手掛ける。
 2018年9月期は連結売上高が前期比2.2%増の50億円、純利益は2.8%増の2億8500万円を見込む。不動産の仲介や売買など主力事業が業績をけん引するものの、もう一つの柱である不動産に関する管理事業が伸び悩むようだ。

 

 

 

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