4月17日
前にも書きましたが、現在ドル円は円安水準である。
今年に入って数字的には円高ドル安だけど、
実質実効為替レートは近年まれにみる円安なのである。
「え~、今、円安??」という声が聞こえてきそうであるが、
事実である。
本日、日経新聞が解説してくれている。17面だ。
数字だけ見ると円高・円高と騒がしいが、
実際は超円安である。
簡単に言うと他国に比べて物価上昇が鈍いからだ。
過去20年平均で約25%近く円安なのが実態!
その証拠に数字的には円高だが、
外国人観光客は増加傾向である。
外国人は円安であるということを肌で感じているのである。
それでも日本人は為替の数字ばかり気にするので、
想定為替レートがどうのこうのと解説者が円高でやばいですと煽るのである。
さて、シリアリスクはどこ?元々ないのであります。
貿易戦争??この言葉自体死語のようなもので、
貿易戦争など起こりえないのであります。
きのうの日中ハイレベル経済対話の内容も、
ほぼ想定内。
米国がTPP復帰?の可能性示唆で、
中国もあせっているようだ。
世界の流れは関税撤廃なのである。
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