当ブログでも書いた通り、
貿易戦争など起こりえないのであるが、
3月29日に「中国にとっては分が悪い」とも書いた。
本日、中国は金融や自動車の市場開放を宣言した。
簡単に言えば、米個人消費が拡大しているので、
中国がまともに戦えば分が悪いということだ。
大人の対応ともとれる本日のコメントで、
外資の過半数出資を容認したのは大きい。
GDP世界一を目指すにはそれしかないからである。
夕刻、中国が貿易赤字削減の提案を米国側に
通達したようであるが、
どうやら拒否された模様(未確認)
これも一種のパフォーマンス。
北朝鮮問題を見れば、すべて米国と北朝鮮の
出来レースであることは明白。
煽られた日本と韓国は結果的に
米国製の高い迎撃ミサイルを買わされたというのが
オチであったように、
今回の「貿易戦争」などというマスコミの餌に
ひっかかったのは悲しいことに日本ということになる。
今年6月までに外資の投資規制の全体像が明らかに
される予定である。
残念ながら米国の対中赤字は減るどころか
増加の気配。それでも抜群の個人消費に支えられ、
米経済は失速などしないのである。
いまだに「週末の米雇用統計の数字が少なかったことが気になる」
「米経済は失速の入り口」といったコメントもみられるが、
失業率をみれば、ほぼ完全雇用の状態であり、
就業者が爆発的に増えるほうが不自然なのである。
さて、先週6日、世界最大の資産規模の泣く子も黙るブラックロックが運用する「iシェアーズMSCIジャパンETF」に約200億円の資金流入が確認されている。
1日の資金流入規模では2か月ぶりの規模である。
某外資系トレーダーは「前週から連日電機株に外国人投資家からの買い注文が入っている」という。
確かに、一部の電機株は動きがおかしい。下がらないのである。
ん~。これは◎◎◎である。
信じるか信じないかは
押すか押さないかも
あなた次第です