11月20日~24日のポイント! | マルメンライトのブログ

 来週(11月20~24日)は20日に10月の貿易統計が発表になる。9月まで4カ月連続で黒字を維持しており、市場予想によると10月も貿易黒字になる見込み。好調な海外景気を反映し、米国向けを中心に輸出が好調だ。

 21日は9月の全産業活動指数が発表になる。

 米国では22日にFOMC議事要旨(10月31日~11月1日開催分)が公表。20日に10月の景気先行指数、21日に10月の中古住宅販売、22日に10月の耐久財受注が発表になる。ドイツでは24日にifo景況感指数が発表になる。

 新規上場は1社。金融機関や公共機関向けのコンサルティング事業を展開するサインポストが21日、マザーズに上場する。

 20日はブラジル、メキシコ市場などが休み。

23日は日本と米国市場が休みとなる。

 

 

【注目ポイント】

▽日本 10月の貿易統計(20日)

 9月の貿易収支は6702億円の黒字。貿易黒字は4カ月連続で、米国向けの半導体製造装置などの輸出が伸びた。QUICKがまとめた民間シンクタンクの予測では、10月も黒字を維持する見込み。2017年4~9月期も4期連続で黒字になるなど、海外経済の回復を反映し、日本の貿易黒字基調が鮮明になっている。輸出株を中心に株式市場で好感される可能性もありそうだ。

 

▽米国 10月の耐久財受注(22日)

 9月は前月比2.2%増となった。民間航空機・同部品の増加が目立ち、全体を押し上げた。企業の設備投資の先行指標とされる「航空機を除く非国防資本財」も3カ月連続で増加した。トランプ大統領就任以降も堅調さが続く米経済。設備投資も順調に回復していくのか、関心は高い。

 

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