10月24日~28日までのポイントはこれだ!!!!!!いよいよJR九州上場!! | マルメンライトのブログ



来週(24~28日)は、国内主要企業の4~9月期決算発表が本格化する。
27日に富士通(6702)、松井証券(8628)、日立建機(6305)、野村ホールディングス(8604)、東海旅客鉄道(9022)が、28日には信越化学工業(4063)、武田薬品工業(4502)、日立製作所(6501)、三菱自動車(7211)、大和証券グループ本社(8601)などが予定。

輸出関連企業は想定為替レートの円高方向への見直しで業績下振れを警戒する声も聞かれる。

 新規株式公開(IPO)市場では九州旅客鉄道(JR九州、9142)が25日に東証1部、26日に福証に新規上場する。市場からの資金吸収額は4160億円と今年最大のIPO案件となり、初値およびその後の株価動向に関心が集まる。

 国内経済指標では、24日に9月の貿易統計が公表。28日には9月の全国消費者物価指数(CPI)のほか、労働力調査や家計調査が発表になる。

 米企業の7~9月期決算も引き続き注目だ。
25日にスリーエム、ゼネラルモーターズ、26日にキャタピラー、アップルなどが予定している。

経済指標では、27日に9月の耐久財受注が発表になるほか、28日には7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が発表になる。




【注目ポイント】
▽日本 9月の全国CPI(28日8時30分)


 8月の生鮮食品を除く総合は前年同月比0.5%下落。
原油安が響き、6カ月連続で前年同月を下回った。

9月はエネルギー価格の下落率は縮小する半面、家計の節約志向の影響から日用品や食料などの上昇率は鈍化するなどとして、市場予想では9月も引き続きマイナス圏で低迷するとみられている。
日銀は9月の金融政策決定会合で、CPI上昇率が目標の2%を超えるまで資金供給量拡大を続ける「オーバーシュート型コミットメント」を打ち出しており、緩和の長期化が意識されている。


▽米国 
7~9月期のGDP(速報値)
(日本時間28日21時30分)

 直近のGDPトラッカーによる予測では、前期比年率3.19%増と、4~6月期(1.4%増)から成長が加速する見込みだ。
米連邦準備理事会(FRB)が19日公表した12地区の連銀経済報告(ベージュブック)では、8月末から10月下旬までの米経済について「引き続き拡大した」との判断を示した。

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがフェデラルファンド(FF)金利の先物取引の水準から算出する年内利上げの可能性は約7割。雇用の回復も続いており、経済成長の確度を高める結果となれば、追加利上げを求める声が一段と勢いを増しそうだ。



▽IPO 
JR九州(9142)が東証1部上場(25日)

 JR九州グループは、JR九州と子会社41社および関連会社4社により構成され、主力の運輸サービスのほか、建設、駅ビル・不動産、流通・外食など多彩なサービスを九州全域で展開している。

主力の運輸サービスのうち、鉄道事業は九州7県で新幹線1路線、幹線8路線、地方交通線13路線の合計22路線を運営、総営業キロは2273キロに上る。
九州地域の基幹的交通機関として重要な交通インフラを提供すると同時に、2013年に投入した豪華寝台列車「ななつ星in九州」などで観光需要も創出し、九州全体のブランド価値向上と九州への誘客促進の役割を果たしている。

旅客運輸収入は14年以降、3期連続でプラスを確保し、16年3月期は前期比3.5%増の1501億円だった。公開価格は仮条件(2400~2600円)の上限である2600円に決まった。26日には福証にも上場する。



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