「紫陽花の 末一色と なりにけり」 小林一茶  出光もお家騒動勃発! | マルメンライトのブログ



6月29日

EUショックで一番狙われたのは「円」だった。
これはいつもの事。
リーマンショックもギリシャショックもロシアのウクライナ進攻の時もチャイナショックの時も原油急落ショックの時も全て震源地でない日本株が一番売られて「円」が買われた。

これは、良く言えば流動性が高い市場ということだが、悪く言えば貧弱な市場という事になる。

◎◎ショックなどと言うときは、現金化できるかできないかが一番の問題である。
中国みたいに「売り禁止!」などとなったらマーケットとしては瀕死の状態。
とにかく人間は現金化に走るのだ!

更に日本市場は当局の無能さ露呈で特に為替市場はアナーキー状態。
株式市場は青い目の外人の思うつぼで、政府も日銀も米国の目を気にして手が出ないのが現状だ。
まるで、治外法権。

日本の投資家は「大火傷続出」だが、株価対策とは口だけとなっている。

さて、投資マインドがすっかり冷え切った東京市場ですが、大江戸捜査網もビックリの「死して屍、拾うものなし」か。

ちなみに
隠密同心心得の条は・・

  • 我が命我が物と思わず
  • 武門の儀、あくまで陰にて
  • 己の器量伏し、
  • 御下命いかにても果すべし
  • 尚死して屍拾うものなし



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「紫陽花や 藪を小庭の 別座敷」 
松尾芭蕉