来週7月27日~7月1日のポイントはこれだ!!!! | マルメンライトのブログ



来週(6月27~7月1日)は、重要な経済指標の発表が相次ぐ。
29日に5月の商業動態統計、30日に5月の鉱工業生産指数や住宅着工指数、1日に6月の日銀短観や5月の消費者物価指数(CPI)、家計調査、完全失業率、有効求人倍率などが予定。
早期の追加緩和期待も根強く、日銀の金融政策を占う上でも指標の内容に関心が集まる。

 国内の株式市場では、IPO(株式新規公開)が5社予定されている。27日にシニア向け人材派遣・紹介事業のキャリア(6198)、28日に家具・インテリアのネット販売を手掛けるベガコーポレーション(3542)、29日に「コメダ珈琲店」を展開するコメダホールディングス(3543)、医療事務受託大手のソラスト(6197)、1日にIT(情報技術)ソリューションサービスを提供するセラク(6199)が新規上場する。

6月のIPO再開後、全銘柄の初値が公開価格を上回った。個人投資家の投資余力を見極める上でも引き続きIPO銘柄の初値動向が注目される。

 米国の経済指標では、28日に6月の消費者信頼感指数、29日に5月の個人消費支出・個人所得、1日に6月のISM製造業景気指数などが発表になる。


▽日本 
6月の日銀短観
(企業短期経済観測調査)
(7月1日8時50分)

 3月の業況判断DIは大企業製造業がプラス6と前回調査(プラス12)から6ポイント悪化した。
悪化は2四半期ぶりで2013年6月調査(プラス4)以来の低水準となった。
3カ月後の先行きはプラス3だった。中国など新興国経済の減速や円高などが製造業の悪化に影響を及ぼしたようだ。
6月調査の市場予想は大企業製造業DIでプラス4と2四半期連続の悪化が見込まれている。
海外経済の減速による輸出などの低迷や前回調査からの円高進行が企業の業況感の悪化に作用するとみられているようだ。日銀による7月の追加緩和観測も根強いだけに、短観の内容に関心が集まる。

▽日本 
5月の消費者物価指数
(CPI、7月1日8時30分)

 4月は値動きの激しい生鮮食品を除く総合指数が102.9と、前年同月比0.3%下落し、2カ月連続のマイナスだった。前年比での原油安などを背景にガソリンや電気代が下がったことが全体の物価を押し下げたようだ。

市場予想では5月も0.5%程度のマイナスになる見込みで、日銀が掲げる2%の物価目標には程遠い状況は続く。


▽IPO 
コメダホールディングス(3543)が
東証1部に新規上場(29日)

 店員が顧客に対して席に案内し注文を取り、飲み物や料理を席まで運ぶフルサービス型喫茶店「珈琲所 コメダ珈琲店」などをフランチャイズチェーン(FC)展開している。
コメダ珈琲店を含む店舗出店数は中京エリアを中心に4月末時点で682。
今後は東日本・西日本エリアを中心に出店を進め、2020年度末までに国内外で1000店舗体制にする計画。
2017年2月期の営業利益は前期比5%増の68億7000万円を見込む。公開価格は仮条件(1780~1960円)の上限である1960円に決まった。








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