必見!来週12月7日~11日の東京株式市場のポイントはこれだ! | マルメンライトのブログ


来週(12月7~11日)は、新規株式公開(IPO)が2社予定。
9日に中小企業向けクラウドサービスなどを手掛けるラクス(3923)が、マザーズに、11日には企業向けシステム開発を手掛けるランドコンピュータ(3924*J)が東証2部に上場する。
今後は年末に向けて駆け込み的にIPOが予定される。個人を中心とする投資意欲を確認するうえでもIPO銘柄の初値動向に関心が集まりそうだ。
経済指標では、7日に7~9月期の実質国内総生産(GDP、2次速報)が発表になる。

1日発表の法人企業統計で設備投資が好調だったことで、1次速報からの上方修正が期待されている。9日には10月の機械受注統計、10日には11月の企業物価指数が発表される。
 米国では11日に11月の小売売上高が発表になる。英国では9~10日にイングランド銀行(英中央銀行)が金融政策委員会を開催する。





▽7~9月期の実質GDP(第2次速報)
 (8日8時50分)


 11月発表の第1次速報では、実質GDPで前期比0.2%減、年率換算で0.8%減と2四半期連続のマイナス成長となった。
一方、1日発表の7~9月期法人企業統計で設備投資の堅調な伸びが確認され、第2次速報では大きく改善する見込みとなり、マイナス成長を回避するとの見方も出ている。ただ、仮にプラス成長となった場合も経済成長が鈍化している状況は変わらず、引き続き景気浮揚に向けた政策期待は根強く残るとの声が多い。



▽10月の機械受注統計(9日8時50分)
 民間設備投資の先行指標とされる「船舶・電力除く民需」の9月の受注額(季節調整値)は前の月に比べ7.5%増の8164億円だった。
4カ月ぶりのプラスとなったが、伸び率が大きくなった反動で10月は再びマイナスに転じるとの予想が出ている。

10~12月期は2.9%増の見通しとなっているが、法人企業統計と機械受注の設備投資関連指標のズレを指摘する声もあり、企業の設備投資意欲の先行きを占う上で引き続き結果が注目される。


▽11月の米小売売上高(日本時間11日22時30分)
 10月は前月比0.1%増と、0.3%程度の増加をみていた市場予想を下回った。建築関連などが伸びた半面、自動車関連やガソリン給油所の売り上げが振るわなかった。
11月は年末商戦の幕開けとなる「ブラックフライデー」以降の結果も含まれるだけに、足元の米個人消費の実体を確認する上で関心が集まる。全米小売業協会(NRF)によると、感謝祭からの4日間(11月26~29日)に買い物をした人の数は昨年に比べ13%増えた。


▽IPO ラクス(3923)
マザーズに新規上場
(9日)
 中小企業向けに業務効率化を支援するシステムをクラウド上で提供する「クラウド事業」が主力サービス。交通費・旅費・経費精算システム「楽楽清算」、問合せメール共有・一元管理システム「メールディーラー」、Webデータサービス「働くDB」などが主な商品で、同社システムを導入する企業はABCマート(2670)やサイバーエージェント(4751)など延べ3万5000社を超える。公開価格は仮条件(920~1080円)の上限である.
1080円に決まった。



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