
来週(11月30~12月4日)
は4日に11月の米雇用統計が発表になる。
10月開催分の米連邦公開市場員会(FOMC)議事要旨で大半の委員が12月の利上げを想定していたことが明らかになっている。
米雇用情勢の力強さが確認されれば、株式・金融市場における米利上げの織り込みが一段と進みそうだ。このほか、2日に11月のISM製造業景気指数、ADP全米雇用リポート、4日に11月のISM非製造業景気指数などが発表される。
日本では、1日に7~9月期の法人企業統計が発表される。結果は8日発表の7~9月期の国内総生産(GDP)改定値に反映されるため、注目度は高い。
新規株式公開(IPO)関連では、3日にアパート経営支援のインベスターズクラウド(1435)、4日にライフエンディング関連サイト運営の鎌倉新書(6184)がともにマザーズに新規上場する。
不動産投資信託(REIT)のいちごホテルリート投資法人投資証券(3463)も11月30日に上場する。
欧州では12月3日に欧州中央銀行(ECB)理事会が開催予定。ユーロ圏内の物価上昇力の弱さを背景に追加緩和観測が広がっている。
▽7~9月期の法人企業統計
(12月1日8時50分)
4~6月期は金融業と保険業を除く全産業の設備投資が前年同期比5.6%増えた。
9四半期連続の前年同期比プラスで、円安や原油安などを背景に企業が将来の成長に向けて資金を振り向ける動きが続いている。
7~9月期もプラスを確保するとの期待が強いようだ。今回の結果は内閣府が12月8日に発表する7~9月期の国内総生産(GDP)改定値に反映されるため、市場の関心は高い。
▽欧州中央銀行(ECB)理事会(12月3日)
前回10月の会合後の会見で、ドラギ総裁は「12月の理事会で緩和度合いを精査する」と語り、12月理事会での追加緩和決定を強く示唆した。
物価上昇率は6月以降、ゼロ%近辺伸び悩み、政策目標(2%)と大きくかい離する状況が続く。
足元ではユーロ圏の主要国であるフランス・パリで同時多発テロが起きるなど、欧州景況感の先行きを不透明にする要因は少なくない。市場では、追加緩和の内容に関心が集まっている。
▽11月の米雇用統計
(日本時間12月4日22時30分)
10月は非農業部門雇用者数が前月比27万1000人増と、18万人程度の増加をみていた市場予想を大幅に上回った。
11月は20万人程度の増加が見込まれているようだ。米連邦準備理事会(FRB)は12月15~16日に米連邦公開市場員会(FOMC)を開く。
10月開催分のFOMC議事要旨では大半の委員が12月の利上げを想定していたことが明らかになっており、今回の雇用統計も好調な結果となれば約9年ぶりの利上げが現実味を帯びそうだ。
▽IPO 鎌倉新書(6184)
マザーズに新規上場(12月4日)
1984年に仏壇仏具業界向けの書籍事業を目的に設立したのが始まり。現在はライフエンディング(人生の最期)関連サイトの運営が主力事業だ。
「いい葬儀」や「いい仏壇」、「いいお墓」など30以上をサイト展開している。2016年1月期は売上高が前期比17%増の10億7600万円、営業利益は14倍の1億7500万円を見込む。公開価格は仮条件(920~1000円)の上限である1000円に決まった。
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10月開催分の米連邦公開市場員会(FOMC)議事要旨で大半の委員が12月の利上げを想定していたことが明らかになっている。
米雇用情勢の力強さが確認されれば、株式・金融市場における米利上げの織り込みが一段と進みそうだ。このほか、2日に11月のISM製造業景気指数、ADP全米雇用リポート、4日に11月のISM非製造業景気指数などが発表される。
日本では、1日に7~9月期の法人企業統計が発表される。結果は8日発表の7~9月期の国内総生産(GDP)改定値に反映されるため、注目度は高い。
新規株式公開(IPO)関連では、3日にアパート経営支援のインベスターズクラウド(1435)、4日にライフエンディング関連サイト運営の鎌倉新書(6184)がともにマザーズに新規上場する。
不動産投資信託(REIT)のいちごホテルリート投資法人投資証券(3463)も11月30日に上場する。
欧州では12月3日に欧州中央銀行(ECB)理事会が開催予定。ユーロ圏内の物価上昇力の弱さを背景に追加緩和観測が広がっている。
▽7~9月期の法人企業統計
(12月1日8時50分)
4~6月期は金融業と保険業を除く全産業の設備投資が前年同期比5.6%増えた。
9四半期連続の前年同期比プラスで、円安や原油安などを背景に企業が将来の成長に向けて資金を振り向ける動きが続いている。
7~9月期もプラスを確保するとの期待が強いようだ。今回の結果は内閣府が12月8日に発表する7~9月期の国内総生産(GDP)改定値に反映されるため、市場の関心は高い。
▽欧州中央銀行(ECB)理事会(12月3日)
前回10月の会合後の会見で、ドラギ総裁は「12月の理事会で緩和度合いを精査する」と語り、12月理事会での追加緩和決定を強く示唆した。
物価上昇率は6月以降、ゼロ%近辺伸び悩み、政策目標(2%)と大きくかい離する状況が続く。
足元ではユーロ圏の主要国であるフランス・パリで同時多発テロが起きるなど、欧州景況感の先行きを不透明にする要因は少なくない。市場では、追加緩和の内容に関心が集まっている。
▽11月の米雇用統計
(日本時間12月4日22時30分)
10月は非農業部門雇用者数が前月比27万1000人増と、18万人程度の増加をみていた市場予想を大幅に上回った。
11月は20万人程度の増加が見込まれているようだ。米連邦準備理事会(FRB)は12月15~16日に米連邦公開市場員会(FOMC)を開く。
10月開催分のFOMC議事要旨では大半の委員が12月の利上げを想定していたことが明らかになっており、今回の雇用統計も好調な結果となれば約9年ぶりの利上げが現実味を帯びそうだ。
▽IPO 鎌倉新書(6184)
マザーズに新規上場(12月4日)
1984年に仏壇仏具業界向けの書籍事業を目的に設立したのが始まり。現在はライフエンディング(人生の最期)関連サイトの運営が主力事業だ。
「いい葬儀」や「いい仏壇」、「いいお墓」など30以上をサイト展開している。2016年1月期は売上高が前期比17%増の10億7600万円、営業利益は14倍の1億7500万円を見込む。公開価格は仮条件(920~1000円)の上限である1000円に決まった。


