必見!!来週9月7日~11日までの予定はコレだ!!! | マルメンライトのブログ



9月5日

来週(7~11日)は、7日に8月の外貨準備高や7月の景気動向指数、8日に4~6月期の国内総生産(GDP)の2次速報や7月の経常収支、9日に8月のマネーストックや消費動向調査、10日に7月の機械受注や8月の企業物価指数、11日に7~9月期の法人企業景気予測調査など多くの経済指標が発表される予定だ。

 国内株式市場では、新規株式公開(IPO)が1件予定。8日に電気設備工事や電気通信工事を手掛けるJESCOホールディングス(1434*J)が東証2部に新規上場する。このほか、新規上場に向け、ブランジスタ(6176)の公開価格が9日に決定する。
 中国では10日に消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)、13日に工業生産や固定資産投資、小売売上高などが予定されている。市場では、中国景気の鈍化が世界経済を大きく揺るがす要因になっているだけに各指標に目が離せない。
 米国では、10日に7月の卸売売上高、11日に8月の生産者物価指数(PPI)などが予定されている。
 7日はレーバーデーの祝日で米国市場は休場。

【注目ポイント】

▽日本 
7月の機械受注(10日8時50分)
予測値:3.8%増

 6月は、民間設備投資の先行指標である「船舶、電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比7.9%減の8359億円と4カ月ぶりのマイナスになったものの、4~6月期の四半期ベースでは前期比2.9%増と4四半期連続で増加し、設備投資の持ち直しがうかがえる。
7月の市場予想は前月比4.5%増。6月からの反動や7~9月期の見通し(前期比0.3%増)などから増加を見込んでいるようだ。
ただ、足元では中国の景気減速懸念が強まっており、輸出を中心とした製造業などが今後も設備投資計画を維持するか注目が集まる。

▽中国 
8月の消費者物価指数
(CPI、日本時間10日10時30分)

 7月は前年同月比で1.6%上昇。上昇率は6月の1.4%と比べて拡大したが、政府が掲げる通年平均の目標である3.0%を大きく下回り、消費の力強さに欠けている。同時に発表された7月の卸売物価指数(PPI)は5.4%の低下と大きく落ちんだ。
中国景気の減速懸念を払拭するために中央銀行は人民元の引き下げや預金準備率の引き下げを実施した。内需のテコ入れ効果が急務なだけに関心が集まる。
 従来、CPIとPPIの発表は日本時間9日の10時30分を予定していたが、10日の10時30分に変更している。

▽IPO 
JESCOホールディングス(1434)
東証2部に新規上場(8日)

 電気設備工事や電気通信工事を設計から調達、施工管理、保守メンテナンスに至るまで一貫したサービス(=EPC事業)で展開し、コスト削減や短期間での納期を実現している。独立系企業であることを活かし、特定の受注先に限定されることなく多岐にわたって工事案件を受注している。EPC事業は国内のみならず、ベトナムを中心とした東南アジア(アセアン)地域でも展開している。15年8月期は売上高が前期比12%増の76億5000万円、営業利益は1%増の2億8700円、純利益は2%増の2億1000万円を見込んでいる。公開価格は仮条件(510~540円)上限の540円で決まった。


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