来週2月23日~27日の予定はこれだ!!! | マルメンライトのブログ


来週(23~27日)は、23日にゲーム開発支援のシリコンスタジオ(3907)がマザーズに新規上場する。
今年に入り上場した5社の初値はいずれも公開価格を上回る順調なスタートを切った。足元の日経平均株価は2000年5月以来15年ぶりの高値水準に上昇し、個人投資家の投資余力も高まりやすい状況とあって、引き続き堅調な初値を予想する声が多いようだ。

 国内では週末に経済指標の発表が相次ぐ。27日は1月の消費者物価指数(CPI)や鉱工業生産、完全失業率、有効求人倍率、家計調査などが予定されている。

 米国では2月の消費者信頼感指数や1月の新築住宅販売、消費者物価指数(CPI)、耐久財受注など主要経済指標の発表が予定される。米金融政策の焦点は利上げ開始時期や利上げペースに移っており、各指標が米経済の拡大を示す内容となるか注目される。

 中国では25日に2月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。中国の景気減速が意識される内容となれば、一段の追加緩和の思惑が広がるとの声もある。



【注目ポイント】
▽日本 
1月の消費者物価指数(CPI、27日8時30分) 
予想値:2.3%上昇
 市場予想の中心値は、生鮮食品を除く総合で前年同月比2.3%上昇と、前月(2.5%上昇)から伸びが鈍化する見込み。
4月の消費増税の押し上げ効果(2%)を除くと0.3%程
度の上昇となり、上昇幅は4カ月連続で1%を割る計算だ。日銀の黒田東彦総裁は18日の会見で「物価の基調に変化があるとは思っていない」と述べたと伝わったが、先行きの物価上昇率は一段と鈍化するとの見方が市場では根強いようだ。今後の物価トレンドを見極める上で東京都区部の2月中旬速報値の結果も見逃せない。

▽米国 
1月の米耐久財受注(日本時間26日22時30分)
 2014年12月は前月比3%超の減少と、市場予想に反して2カ月連続のマイナスとなった。
足元では原油価格の下落やドル高を背景にエネルギー関連企業を中心に設備投資計画を縮小する動きも目立ち、米景気の先行きをやや警戒する動きもみられる。
18日に米連邦準備理事会(FRB)が公表した1月27~28日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、多くの委員が性急な利上げに慎重な見方を示したことが明らかになった後だけに、今後の金融政策を占う上でも企業の生産活動に改善の兆しがみられるか注目される。

▽中国 
2月のHSBC製造業PMI(速報、日本時間25日10時45分)
 1月確報値は前月比0.1ポイント上昇の49.7にとどまり、景気判断の分かれ目となる50を2カ月連続で下回った。

新規受注や輸出向け新規受注の低迷などが響いたという。
1月は春節(旧正月)前の商戦期にあたるが、同月の中国新車販売台数は前年同月比7.6%増と昨年12月(12.9%増)から伸び率が縮小した。物価上昇率も鈍化するなど、中国景気の減速懸念は根強い。2月も製造業景況感の弱さが続くようだと、早期に一段の金融緩和策が打ち出されるとの思惑が強まる可能性が高そうだ。

▽IPO 
シリコンスタジオ(3907)がマザーズに新規上場(23日)
 家庭用ゲーム機やスマートフォン、組込機器向けを中心に高品質で柔軟性の高いミドルウエアを開発する。
リアルタイムの3次元コンピュータグラフィックス技術(3DCG)に強みを持ち、同社が手掛けたゲームにはスクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)の「ガンスリンガーストラトス」などがある。
自社ゲームも開発し、全世界でダウンロード数が764万(昨年11月末現在)に達した「逆襲のファンタジカ」が代表作。公開価格は4900円と仮条件(4200~4900円)の上限で決まった。

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