来週(2月16~20日)の予定はこれだ!!!!! | マルメンライトのブログ


来週(16~20日)は、16日に2014年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値が発表される。実質GDPの市場予想中央値は前期比年率3.8%増と、3四半期ぶりのプラス成長が見込まれている。
個人消費や設備投資、輸出はいずれもプラスに寄与するとみられている。一方、予想レンジは1.9%増~5.2%増とばらつきがある。予想の中心レンジから大きく乖離するようだと、相場の波乱要因になる可能性もある。

 国内株式市場では、新規株式公開(IPO)が相次ぐ。
18日にファーストロジック(6037)とファーストブラザーズ(3454)、19日にALBERT(3906)がマザーズに新規上場。20日にはホクリヨウ(1384)が東証2部に上場する。
2015年の第1号案件として12日にマザーズに上場したKeePer技研(6036)は、公開価格(2120円)を49%上回る3160円の初値を付け、個人投資家を中心にIPOへの関心の高さを改めて印象づけた。ルーキー銘柄がにぎわいをみせれば、新興市場の売買活性化につながるとの期待
もあるようだ。
 中国市場は18日から春節(旧正月)の大型連休で休場。

 
【注目ポイント】

▽日本 
2014年10~12月期のGDP

(速報値、16日8時50分) 予想値:年率3.8%増
 実質GDPの市場予想は前期比年率3.8%増と、3四半期ぶりにプラス成長に転じるとみられている。
予想した26社すべてがプラス成長を見込むものの、予想レンジは1.9%増~5.2%増とばらつきがある。個人消費や設備投資、輸出の勢いは改善しているとの声が大勢だが、予測が難しいとされる在庫寄与度に関して専門家の間で見方が割れていることが、レンジの振れの要因。GDPを巡っては、当初プラスが見込まれていた7~9月期が1.9%減となり、相場の波乱要因になった経緯もあるだけに、結果に関心が集まる。

▽米国 
2月のフィラデルフィア連銀景気指数(日本時間20日0時)
 1月はプラス6.3と、2014年12月(プラス24.3)から18ポイント低下した。低下は3カ月連続。個別指数では、雇用や新規受注などすべてが悪化し、域内の景況感が停滞してい
ることを示す内容だった。
一方、6カ月後の景況感を示す指数は前月比0.5ポイント上昇の50.9と高水準を維持した。1月の米雇用統計が市場予想を上回るなど消費関連は堅調な半面、フィラデルフィア連銀指数をはじめとする生産関連指標にはさえない内容も目立っていただけに、消費関連と同様に足元の景況感に改善の兆しがみられるか注目される。

▽欧州
 
2月の独ZEW景況感指数(日本時間17日19時)
 1月は48.4と14年12月(34.9)から13.5ポイント上昇。3カ月連続のプラスとなり、11カ月ぶりの高水準に達した。原油安やユーロ安が景況感の押し上げにつながった。

その後に開催された欧州中央銀行(ECB)理事会では量的金融緩和の導入が決まり、ドイツ株式指数(DAX)が過去最高値圏で推移するなどの明るい材料もあり、ドイツ経済の先行き期待は当面続く可能性がありそうだ。
一方、新政権が財政緊縮の継続を拒否しているギリシャでは債務問題の不透明感が根強く、景況感の重荷になりかねないとの声もある。

▽IPO 
ALBERT(あるべると、3906)が
マザーズに新規上場(19日)
 ビッグデータ分析技術やプラットフォームを提供し、企業の効率的なマーケティング活動を支援する。統合サービス「smarticA!DMP」や電子商取引(EC)サイト上で利用者の好みに合った商品を表示するレコメンドサービス「Logreco」が主力商品。2014年12月期の売上高は前の期比42%増の9億1800万円、純利益は77%増の1億
6700万円になったもよう。
公開価格は仮条件(2600~2800円)の上限である2800円で決定し、上場承認時の想定発行価格(2350円)を上回った。主幹事はSBI証券。


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